2019年01月09日

「絶海にあらず」北方謙三

昨年、太宰府のNさんが出された冊子「私見 藤原純友と大宰府」。
その中で参考文献の一つとして上がっていたのが北方謙三の「絶海にあらず」だった。
昨年は大宰府史跡発掘調査50年の節目の年。
調査で見つかったのが焼土層。
それまで大宰府は藤原純友の乱で焼き討ちにあったことで終焉したと考えられてきたのが、
今、地上で見られる礎石は純友の乱のあと、
再建されたものだということが分かった。
大宰府を焼き払った悪人のイメージがある純友にスポットを当て、
海の通行を制限する都の権力者のやり方に反旗を翻した
海の民の代弁者だと紹介したのが「私見 藤原純友と大宰府」。
純友という人物に興味を覚えたので、
「絶海にあらず」を手に取ってみた。
上巻は勢いがあって面白い。
藤原北家の出身でありながら、
出世に興味を持たない純友は坂東へ旅に出て平将門と巡り合う。
伊予掾として伊予に赴任すると海に出会い、
海に生きることにする。
下巻は海の民を率いて、朝廷の水軍と戦うことになる。
大宰府の焼き討ちは最後の最後に出てくるだけで、
しかも詳細に描かれてはいない。
歴史上では討たれたことになっているが、
小説では海を駆け国を出ていく清々しい終わり方になっている。
太宰府ではイメージのよくない純友は、
伊予では政治の改革者として英雄視されている。
純友の本拠地での評価は信憑性があるのではないだろうか。
純友という人物に注目するきっかけとなった小説。
ほかの作家の視点でも読んでみたいと思う。

絶海にあらず〈上〉 (中公文庫)
絶海にあらず〈上〉 (中公文庫)

絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)
絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)
posted by 理乃(ニックネーム) at 18:09| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

関屋土塁&とうれぎ土塁

基山の関屋土塁&とうれぎ土塁を見に行く機会がありました。
案内はM氏。
基肄城の南東、鳥栖、久留米から太宰府へ抜ける場所にある2つの土塁です。
両方とも大宰府を防衛するために小さな谷を塞いだ「小(しょう)水城」と呼べるもの。
3号線沿いの関屋土塁(上町交差点脇)はほとんど痕跡がありません。

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関屋土塁

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関屋土塁説明板

とうれぎ土塁(玉虫交差点喫茶千秀隣)はなんとか高まりが残っています。

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とうれぎ土塁

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超マイナーな史跡。

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一人ではなかなか行けないところでした。
おかげで歴史の勉强のとき、
関屋土塁ととうれぎ土塁のイメージを持てるようになりました。
posted by 理乃(ニックネーム) at 14:36| 福岡 ☁| Comment(0) | ●太宰府市外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月21日

陶工房浩hiroさんの我が家フェア

陶工房浩hiroさんの我が家フェアに行ってきました。

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本当にすてきな器の数々でした。
陶器っていうイメージだったのが、磁器も素晴らしくてびっくり。
陶器には磁器土を、磁器には陶土を混ぜ、
両方のよいところを取り入れたhiroの器。

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丸みを帯びた土鍋の形がすてき。

毎日使いたくなる温かさに満ちています。

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宇宙シリーズはその技術に驚き!
憧れの磁器です。

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器の周りには世界の都市が。

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裏までこんなに手が込んでいます。

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天使のカップ。

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古代の沈没船から引き揚げてきたような器。
右のはお花が生けられます。

我が家フェアは25日(日)まで。10時〜17時。
まだ訪れたことのない方、イチオシです!
太宰府にこんなすてきな工房があるんです。
ぜひどうぞ!

◆陶工房浩hiro
太宰府市都府楼南4丁目5-7
TEL:092-925-7363
http://toukoubou-hiro.com/
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2018年11月18日

世界糖尿病デー ブルーライトアップ in福岡

昨夜は夜の太宰府を楽しみました。
糖尿病の啓発ということで「世界糖尿病デー ブルーライトアップ in福岡」が太宰府天満宮で行われ、
本殿が国連カラーのブルールにライトアップされました。

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文書館はピンクにライトアップ。

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古都の光でチーム政庁が作った鬼瓦灯籠も再登場!

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九博では長崎市観光PRイベントがあって、
1階エントランスではランタンフェスのPR、
広場でがは中国変面パフォーマンスと女子高校生たちによる龍踊りの公演がありました。

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変面は面が変わるのは一瞬、中国で3年間修行したという18歳の若者が演じました。

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龍踊りは不思議な調べの音楽にも魅入られました。

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posted by 理乃(ニックネーム) at 13:24| 福岡 ☀| Comment(0) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月17日

夢野久作「梅津只圓翁伝」

太宰府が登場する小説の紹介です。
夢野久作「梅津只圓翁伝」。
梅津只圓(しえん1817〜1910)は幕末明治の喜多流シテ方能楽師。
夢野久作は少年時代、梅津只圓に能を習っていて、
その芸に精進する生き方をたいそう尊敬していました。
久作の祖父灌園は久作が大名小学校4年のときに梅津只圓のもとへやったといいます。
それから17歳まで稽古を受けました。
明治25年4月1日2日に太宰府天満宮菅公一千年大祭の際に梅津只圓は神事能を主催しています。
久作が絶賛するほどの、百年に一度出るかどうかの類まれな品位の持ち主であったという
梅津只圓の舞をぜひ一度見たかったと思います。

夢野久作全集〈11〉 (ちくま文庫)
夢野久作全集〈11〉 (ちくま文庫)
posted by 理乃(ニックネーム) at 13:41| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府と文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月16日

特別史跡蔵司現地説明会

今日は蔵司の現地説明会に行けて感激でした。
蔵司は平成21年から発掘調査が行われていて、
普段は立ち入ることができません。
古代の大宰府は九州全体の行政、軍事、外交を担当した
地方最大の役所でした。
蔵司は政庁の左手の丘陵にあり、
九州各地から集められた綿や絹などの調庸物を収納管理していたと考えられています。
奥には客館跡かもしれないという大きな建物跡も発掘されています。
今回の説明は平成28年から発掘されている政庁に近い側のコの字型の建物跡。
丘陵いっぱいに広がる建物跡に感動しました。
7世紀末から始まる建物の建築。
九州各地から集められた品々が広場を囲む倉庫群に続々と運び込まれていた時代があったのですね。
蔵司跡には美しい竹林と大樹があり、ツワブキも咲いていました。
今は発掘で入れないけれど、ゆっくり散歩してみたい場所です。

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posted by 理乃(ニックネーム) at 16:15| 福岡 ☁| Comment(0) | ●蔵司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

古代食 万葉御

11日は古都大宰府保存協会主催の大宰府史跡発掘50年記念ウィークイベント
「大宰府史跡ものがたり」が太宰府の各所で催され、
史跡の街を歩く人が多く見られました。
わたしもいつかの場所で参加。
感激したのが観世音寺公民館であった「古代食 万葉御膳」でした。
大宰府で古代食をいただくのは何年ぶりのことでしょう。
手間ひまかけたおもてなしに感動しました。
器の一つひとつ、古代を表現したお料理の一品一品を堪能。
特に蘇は大好物。
製品化して太宰府名物にならないかなあと思ってしまいます。
太宰府でしかいただけないぜいたくな御膳。
心よりごちそうさまでした。

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竹の器は蔵司で伐採されたもの。
木製菓子敷は宰府園制作。
お箸は万葉植栽ゆづるはの会の会員の方が政庁跡の梅の木を剪定した枝で作ったもの。

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根菜の茹で物。醤(ひしお)添え。
大豆の茹で汁で大根、れんこん、里芋、ごぼう、ずいきを茹でたもの。ひしおとは醤油の元祖。
柿の葉は太宰府天満宮のもの。

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赤米ご飯。

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塩もだしも使わない潮汁。。

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干し柿、政庁跡のイヌビワ、ナツメ。
米粉や小麦粉をごま油で揚げたマカリ、カクナワ。
マカリはS字型で、カクナワは結んだ形。
奥は牛乳を1/10に煮つめた蘇。

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デザートの芋粥。
山芋のそぎ切りを甘く煮たもの。

posted by 理乃(ニックネーム) at 14:52| 福岡 ☔| Comment(0) | ★グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

ハウル

古都の光でぷち旅というカメラのイベントをしたのですが、
会場として大変お世話になった「ハウル」さん。
母を連れてご挨拶に行きました。
今日のランチは点心3点。

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デザートのゴマ団子も絶品。

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五条のスーパー、ジョイント前のハウルの動く城みたいなビルの2階です。
どうぞよろしく❤
posted by 理乃(ニックネーム) at 14:07| 福岡 ☁| Comment(0) | ★グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月22日

蕎麦の花が咲いた

7月に筑前町の「味由」でもらった蕎麦の種を蒔いていたら、
芽が出て花が咲きました。

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posted by 理乃(ニックネーム) at 11:12| 福岡 ☁| Comment(0) | ★まほろばの花たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月18日

玉簾

史跡地で白い花がぽつんぽつんと咲いているのを見かけました。
そうだ家にも咲いているかもしれないと、
庭を探すとありました。

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タマスダレ。

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葉の部分がすだれみたいです。
彼岸花科なので、まさにこの時期なんですね。

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posted by 理乃(ニックネーム) at 12:06| 福岡 ☁| Comment(0) | ★まほろばの花たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする