2020年10月27日

秋思祭@政庁跡

本日19時から政庁跡で斎行された「秋思祭」。

20201026_185138 - コピー.jpg

道真公ご在世の往時を偲び、
御神霊(おみたま)をお慰めするための祭典です。

20201026_185224 - コピー.jpg

巫女神楽、琴の演奏、「九月十日」の吟詠などが奉納されました。
昼間とはうって変わった篝火の焚かれた政庁跡の雰囲気を味わえる機会です。

20201026_185454 - コピー.jpg

20201026_185400 - コピー.jpg
ラベル:秋思祭
posted by 理乃(ニックネーム) at 00:27| 福岡 | Comment(0) | ●都府楼跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月25日

太宰府BookcaféC 万葉の小径

【「太宰府BookcaféC旅人と万葉の小径」
11月21日(土) 10:00〜14:30 memo】

Walkingで歩く万葉の小径は
大阪大学名誉教授で万葉学者の故犬養孝氏が愛した径です。

f45240832 - コピー - コピー.jpg

犬養孝氏は著書「万葉 花・風土・心」(1987)の中の
「旅人・憶良の道―わたしの道―」という章で、
次のように書いています。

「静かな国分の住宅街地を通りぬけて、
東のはずれの池を、西から南と池の土手を歩き、
そこから細い山道にはいる。(略)
市街からまったく忘れられたようにして残っている道だ。
杉木立や雑木林の中にはいってゆくと、
落葉が踏むたびに音立てる。
こんなにすばらしい道、
こんなに古代のおもかげを
事こまかに宿した道がまたとあるだろうか。
わたくしは、これこそ旅人・憶良が行き交うた
古代の道といってもおかしくないように思われる。(略)
わたくしは旅人・憶良二人だけの語りあいは、
この道の落葉の一片一片にこもっているように思われる。
筑紫に於ける旅人・憶良の道であり、
また、筑前におけるわたくしの道でもある。
この道がそっと末永く生きることを
祈らないではいられないのだ。」

万葉の小径Walking、お楽しみに!

【お申込み・お問い合わせ】
「太宰府Bookcafé4」と明記の上、
@お名前
A住所
B電話番号
C年齢
を記載し、下記のメールアドレス宛てにご連絡ください。

arukanne.cafe@gmail.com ぷち旅太宰府事務局(前田)
posted by 理乃(ニックネーム) at 15:04| 福岡 ☀| Comment(0) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月20日

太宰府BookcafeC旅人と万葉の小径

太宰府BookcafeC旅人と万葉の小径を開催いたします。

bookcafe4top - コピー.jpg

新型コロナウイルスの感染拡大でツアーを控えていましたが
新規陽性者数に一定の落ち着きが見られ福岡コロナ警報が解除されたことに伴い、
今後の新規陽性者数の推移を確認しつつぷち旅太宰府のツアーが再開されます。

趣のある古民家「去来荘」で太宰府が登場する書籍を解説ののち、
大伴旅人がいた万葉の時代の雰囲気を今に残すと
万葉学者犬養孝氏が愛した『万葉の小径』を中心に
観世音寺から大宰府政庁跡に散在する万葉歌碑を巡りながら歩きます。
昼食は大宰府政庁の官人たちが味わっていたかもしれない料理を再現した古代食弁当を準備します。

【ツアーポイント】
@文学の世界から太宰府のことを知ろう
A『万葉の小径』を中心に万葉歌碑を散策しながら秋の太宰府を満喫しよう
B古代食弁当を楽しみながら味覚でも万葉を堪能しよう

◆講師プロフィール
前野りりえ:ライター・詩人
著書に「麗し太宰府」(書肆侃侃房)、
「ニューカレドニア 美しきラグーンと優しき人々」(書肆侃侃房)など。
2018年第48回福岡市文学賞詩部門受賞。同人誌「GAGA」代表。

ツアーの詳細
【日時】
令和2年11月21日(土)10:00〜14:30(去来荘解散)

【集合】
10:00 観世音寺駐車場集合

【コース】
10:10~11:00 去来荘で梅花の宴、旅人の足跡、旅人が登場する小説などの解説。

11:00~13:00 Walking  去来荘→歴史の散歩道→山上憶良万葉歌碑/万葉花壇
→大伴旅人万葉歌碑→オカッテンサン/山上憶良万葉歌碑→万葉の小径(往復)
→坂本八幡宮(大伴旅人邸候補地)/大伴旅人万葉歌碑→大弐紀卿万葉歌碑
→大宰府政庁前バス停/大伴旅人万葉歌碑→太宰府展示館前/小野老万葉歌碑
→月山東地区官衙(大伴旅人邸候補地)→学校院跡→戒壇院
→観世音寺/沙弥満誓万葉歌碑→去来荘

13:00〜:14:30 去来荘で食事、交流会

【参加費】
3,500円(昼食代、傷害保険含む)

【定員】
10名

【特記事項】
歩きやすい服装でお越しください。
雨天については前日の天候判断で、中止の場合はご連絡します。
準備の都合上、キャンセルは2日前までにお願いします。
開催日までに新型コロナウイルスの感染状況が大幅に拡大した場合、
ツアーを中止にする可能性があります、中止の場合はご連絡します。

【お申込み・お問い合わせ】
「太宰府Bookcafé4」と明記の上、
@お名前
A住所
B電話番号
C年齢
を記載し、下記のメールアドレス宛てにご連絡ください。

arukanne.cafe@gmail.com ぷち旅太宰府事務局(前田)

※迷惑メールの受信拒否設定をされている場合は、
上記アドレスを受信できるように設定してください。
お預かりした個人情報は、当団体において責任を持って保護・管理し、当企画以外に使用することは一切ありません。
【主催】NPO法人歩かんね太宰府 プレミアムコース ぷち旅太宰府
【後援】太宰府市

ご興味のある方はご連絡をお願いいたします。

20200514_132037 - コピー.jpg
万葉の小径

旅人歌碑 - コピー.jpg
坂本八幡宮 旅人万葉歌碑

去来荘 - コピー.jpg
去来荘

古代食弁当 - コピー.jpg
古代食弁当
posted by 理乃(ニックネーム) at 12:13| 福岡 ☀| Comment(0) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月19日

戒壇院の彼岸花

彼岸花は白から咲き始めます。

20200919_131509 - コピー.jpg

白は見頃。

20200919_130816 - コピー.jpg

赤も少しずつ開花しています。

20200919_131742 - コピー.jpg

戒壇院でも咲いていました。
白い彼岸花は弔花のよう。
今年初めてカラスウリも見つけました。

20200919_131652 - コピー.jpg

萩も盛りを迎えています。

20200919_132021 - コピー.jpg
posted by 理乃(ニックネーム) at 15:31| 福岡 ☁| Comment(0) | ●戒壇院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月01日

「万葉 花・風土・心」犬養孝著

万葉―花・風土・心 (現代教養文庫) - 犬養 孝
万葉―花・風土・心 (現代教養文庫) - 犬養 孝

やっとこの本を入手。
この中にわたしの愛してやまない万葉の小径について
書かれている箇所があるからです。

「ここからの落葉の道が好きだ。
周辺が開発されているのに、
ここばかりは何年たっても変らない。
市街からまったく忘れられたようにして残っている道だ。
杉木立や雑木林の中にはいってゆくと、
落葉が踏むたびに音立てる。
こんなにすばらしい道、こんなに古代のおもかげを事こまかに宿した道がまたとあるだろうか。
わたくしは、これこそ旅人・憶良が行き交うた
古代の道といってもおかしくないように思われる。」
ラベル:犬養孝 万葉
posted by 理乃(ニックネーム) at 12:28| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月23日

梅花の宴の人形作家 山村延Y氏

昨日、太宰府市役所の山村信榮(のぶひで)氏の
「梅花の宴 人形制作の背景」の講義がありました。
人形を制作したのは山村信榮氏のお父様の山村延Y(のぶあき)氏。
実に興味深いお話でした。

梅花の宴の人形が普通の博多人形と異なる所以がよく分かりました。
池袋モンパルナスの熱い灯が燃えていた東京で
少年期を過ごした延Y氏は戦後、博多に戻り博多人形師に入門。
独立後は彫刻家、安永良徳氏に指示。
そのため、クラフトとアートの両方に立ち位置を持つ作風が生まれました。
そういう目で梅花の宴の人形を見ると、
シンプルな絵付けに動きのある造形が見えてきます。

文化ふれあい館にある国分寺の七重塔のレプリカにある人形も延Y氏のもの。

20200822_145623 - コピー.jpg

三体の人形を観察すると、物語があるようです。

20200822_145308 - コピー.jpg

官人の見守る中、国分寺の偉い僧侶に別の僧侶が届け物をしているのでしょうか。

20200822_145332 - コピー.jpg

瞠目すべきは届けるというアクションの僧の動き。

20200822_145427 - コピー.jpg

小さい人形なのに、衣を翻し、
届けるという行為の一瞬を見事に切り取っています。
受け取る僧侶の威厳、官人のいかめしい表情。

20200822_145432 - コピー.jpg

改めて山村延Y氏という人形作家の力量を感じました。
posted by 理乃(ニックネーム) at 14:23| 福岡 ☔| Comment(0) | ●国分寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月21日

「天翔(あまかけ)る白日 小説大津皇子」@黒岩重吾

天翔る白日―小説 大津皇子 - 黒岩 重吾
天翔る白日―小説 大津皇子 - 黒岩 重吾

古代史を彩る皇子たちの中でも
大津皇子(おおつのみこ)はひときわ気になる存在です。

大津皇子は天武天皇の皇子に生まれながら
非業の死を遂げます。
白村江の戦いのため祖母が一族を率いて赴いた那大津で生まれたゆえに大津皇子。
母は天智天皇皇女の大田皇女。
同母姉が大伯皇女。妃は天智天皇皇女の山辺皇女。

『懐風藻』に、「状貌魁梧、器宇峻遠、幼年にして学を好み、
博覧にしてよく文を属す。壮なるにおよびて武を愛し、
多力にしてよく剣を撃つ。
性すこぶる放蕩にして、法度に拘わらず、
節を降して士を礼す。これによりて人多く付託す」とあります。

文武に優れ、人望がある実に魅力的な人物です。
母の大田皇女は鵜野讃良皇后(後の持統天皇)の姉。
元気であれば皇后のはずでしたが、
大津が4歳頃の時に薨去。
姉の大伯皇女は斎女とされました。
母が生きていれば運命は変わっていたと思いますが、
皇太子に選ばれたのは異母兄の草壁皇子。
鵜野讃良皇后と草壁にとって邪魔となった大津は
次第に追い詰められ、首をくくられることになるのです。

これはその間の事情を克明に描いた小説。
最終部分は哀れで涙を誘います。

大津皇子、大伯皇女、山辺皇女や愛した女性の歌が、
当時の人々の心情を今に伝えます。

*ウィキペディア参照
posted by 理乃(ニックネーム) at 11:57| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月20日

天智と天武〜新説・日本書紀D@原案監修:岡村昌弘 漫画:中村真理子

天智と天武 ―新説・日本書紀―(5) (ビッグコミックス) - 園村昌弘, 中村真理子
天智と天武 ―新説・日本書紀―(5) (ビッグコミックス) - 園村昌弘, 中村真理子


斉明天皇、朝倉橘広庭宮で崩御。
それは朝鮮出兵に気乗りしない斉明天皇に苛立った
中大兄皇子が自ら手にかけたものでした。
大友皇子は中大兄皇子と瓜二つに育っていきます。
朝鮮を我のものにしようとする中大兄皇子は出兵の準備を進めます。
Eはいよいよ白村江の戦い。
どう描かれているのか楽しみです。
中村真理子氏は建物の描写も素晴らしく、
次々に現れる歴史の中の建造物が見られるもの楽しみです。
posted by 理乃(ニックネーム) at 11:50| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蘇我の娘の古事記@周防柳

蘇我の娘の古事記 (時代小説文庫) - 周防柳
蘇我の娘の古事記 (時代小説文庫) - 周防柳

これは面白かったです。
蘇我入鹿が討たれた乙巳の変後の時代。
国史編纂に力を注ぐ父のもとで育つ仲の良い兄妹、ヤマドリとコダマが主人公。
盲目の妹コダマはおそるべき記憶力の持ち主で、
語り部が語る物語を一度で記憶します。
けれど日本の黎明に揺れる政争が二人を巻き込んでいきます。
兄妹でありながら、強く惹かれる二人。
実はコダマには秘密がありました。
飛鳥時代を背景にしたヤマドリとコダマのラブストーリー!
posted by 理乃(ニックネーム) at 11:20| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月07日

「落日の王子 蘇我入鹿」黒岩重吾

蘇我入鹿 落日の王子(上) (文春文庫 (182‐19)) - 黒岩 重吾
蘇我入鹿 落日の王子(上) (文春文庫 (182‐19)) - 黒岩 重吾

落日の王子 蘇我入鹿(下) (文春文庫) - 黒岩 重吾
落日の王子 蘇我入鹿(下) (文春文庫) - 黒岩 重吾

古代史ものの現代小説を読んでいますが、
今回は黒岩重吾の入鹿を主人公にしたもの。
前回は中大兄皇子を主人公にしたものを読みましが、
よくいろんな人物に視点を変えて書けるものだと感心します。
倭の国を支配しようとするぎらぎらした野望を持った入鹿。
夫を亡くした皇極女帝とも関係を持ちます。
がっしりとした体と太い眉に大きな目が強い意志を感じさせる入鹿。
蘇我本宗家・蘇我蝦夷の長子として、さらなる権力を持とうと画策。
それが潰えるのはご存じのとおり。
posted by 理乃(ニックネーム) at 12:08| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする