2007年11月15日

本願寺展

駆け込みで九州国立博物館で開催されている
「本願寺展」(18日で終了)を見に行ってきました。
仕事を片付けていたら、午後4時を回っていました。
平日だし、大丈夫でしょう、と思って駐車場へ行くと、
「満」の文字…。
一瞬、あちゃーと思いましたが、
数台出て行ったので何とか駐車できました。
今度の週末に行こうと思っている方は、
朝イチで行った方がいいかも。

kyukoku.jpg

お得な情報を一つ。
行く前に水城を過ぎて、
「坂本1丁目」信号の手前のミニストップに寄ると、
今日の段階ではまだ前売り券を買えましたよ。

京都は若いときにかなり歩いていますが、
当時は西本願寺にはまったく興味がありませんでした。
今思えば「もったいない」…。

今回、感動したのは西本願寺の建物自体。
映像が流れていて、その壮麗さに驚きました。

飛雲閣(国宝)は金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。
その三層からなるアシンメトリーで、
とても個性的なデザインを知ると、
ほんとにどうして見なかったのか悲しくなります…。
秀吉が建てた聚楽第の一部ということ。
安土桃山時代の建築って実に面白い!

今回の展示の目玉はやはり圧倒的なスケールの障壁画。
江戸時代前期に書かれた「国宝 白書院三の間襖絵 松桜孔雀図」は、
青い水が中央を流れ、
右奥に松、その手前に桜、
右には白孔雀、左には羽を広げた孔雀が描かれています。

本当の建物の中で見ると、
この上にさらに欄間があり、
襖を開けると、また襖と、何層も重なっているのです。

3770.jpg
(上の会場写真は「九州国立博物館」提供)

もう一つすごいと思ったのが、
平安時代後期の「国宝 本願寺本三十六人家集」。
これに使用された料紙です。
いろいろな色合いの料紙をパッチワークし、
さらに金や銀で文様が描かれていますが、
その今でも色褪せない、
繊細なデザインが素晴らしい…。
その上にさらさらと美しい仮名が書かれています。

ほかにも大谷探検隊の軌跡など、
見るものがたくさんありますよ。

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posted by Rino(ニックネーム) at 22:50| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ●九州国立博物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする