「国宝 天神さま〜 菅原道真の時代と天満宮の至宝 」を見に行きました。
天神さまのお膝元にある博物館ならではですね。
天神さまって不思議です。
神様なんですが、元は菅原道真(845〜903)公という普通の人間だったのですから。
なんといっても面白いのはやはり絵巻。

※写真は九州国立博物館から提供していただきました。
これは「北野天神縁起絵巻 承久本」。(じょうきゅうぼん)
京都、北野天満宮所蔵の鎌倉時代に作られた国宝。
普段は門外不出ということなので、この機会を見逃したくないもの!
雷神に姿を変えた道真公が清涼殿に姿を現すのですが、
雷に打たれ逃げ惑う宮中の人々の姿が生き生きと描かれ、
映画でも見ているようで面白いのなんのって!
道真公が藤原時平に讒訴(ざんそ)され、大宰府へ権帥として左遷され、
大宰府で亡くなってからというもの、
都では天変地異に襲われます。
それがいつしか「道真の怨霊の仕業…」と噂されるようになります。
黒い雲に乗り、清涼殿の藤原時平を襲う雷神。
その武器は雷。
殿上人や公卿たちはすたこらさっさと逃げ惑いますが
時平は太刀を振りかざして虚空をにらむのです。
史実として清涼殿に本当に雷が落ちたことがあったのでしょうか?
さて、この絵巻は日本ヒューレットパッカード社(わたしはMacユーザー時代、
この会社のプリンターを使用していました)が
全巻最新のデジタル技術で複製しています。
この複製は「平成記録本」と言われていますが、
今、これも1階のミュージアムホールで、
全巻一挙に11月3日まで展示されているのです。
絵巻の全容を知りたい方、
最新の複製技術を見たい方、
ぜひお出かけしてみては?
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