2019年01月31日

「太宰府自慢 第七号」

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「応天の門」の作者、灰原薬氏は、
実は執筆前に太宰府天満宮に来たことがなかったそう。
訪れたのは昨年の神幸式のとき。
そしてその体験をこの「太宰府自慢 第七号」に描いています。
わたしはこれまで神幸式は昼間しか見たことがなかったのですが、
このレポートを見て、夜に行かなきゃだめだと思った次第です。
太宰府自慢は太宰府天満宮文化研究所の発行です。
posted by 理乃(ニックネーム) at 17:36| 福岡 ☔| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「応天の門4」 灰原薬

応天の門 4 (BUNCH COMICS)
応天の門 4 (BUNCH COMICS)

子(ね)の日の風のない夜。
都大路を物の怪が夜行するという。
鬼火に照らされた車と鬼たちの群れ。
見た者は命を取られ、行列に加わる・・・。
クールな道真は鬼なんて存在しないと、確かめようとする。
それは何者の仕業?
posted by 理乃(ニックネーム) at 15:08| 福岡 ☔| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「応天の門3」 灰原薬

応天の門 3 (BUNCH COMICS)
応天の門 3 (BUNCH COMICS)

道真の兄、吉祥丸がとてもいい子で、その死がつらすぎる。
幽閉されている藤原良房の娘、明子(あきらけいこ)も哀れ。
祈祷をする怪しい僧たち。
兄の死因を知り、父に反発する道真は出奔し、
悩める村で水脈を探し民を救う。
最後に登場するのは道真の婚約者、宣来子(のぶきこ)。
大宰府に左遷された道真に都から食べ物を送り、
先に亡くなったという宣来子は、
漫画ではお転婆な少女として描かれている。
ラスト、在原業平は何かに呪われる。
それは何なのか?
すべての祟、物の怪は人間の所業と推理していく合理的な道真。
次号も乞うご期待。
posted by 理乃(ニックネーム) at 15:06| 福岡 ☔| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

「応天の門2」 灰原薬

応天の門 2 (BUNCH COMICS)
応天の門 2 (BUNCH COMICS)

面白いです!
帰国の船で亡くなった遣唐使が届けた巻物を読むと怨霊が出るという。
そこに絡む漢の武帝が亡くなった妻を呼び寄せるために作らせた反魂香(はんごんこう)・・・。

藤原高子と在原業平の実らない恋。
藤原氏の栄華のため入内する定めに虚しく従う高子。
高子の屋敷で物の怪に襲われた女官。
その物の怪とは山海経(せんがいきょう)に出てくる窮奇(きゅうき)なのか?

道真の兄はなぜ亡くなったのか・・・?

これはハマる漫画です。
当時の人物関係も頭に入ります。
posted by 理乃(ニックネーム) at 17:55| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月26日

「応天の門1」 灰原薬

応天の門 1 (BUNCH COMICS)
応天の門 1 (BUNCH COMICS)

漫画「応天の門」を読み始めました。
20歳の年の差のある在原業平と菅原道真が
平安京で起こる事件の謎解きでタッグを組むいうアイデアがナイス。
女好きの在原業平、学問に打ち込みクールな道真。
鬼や物の怪の仕業かと思わせる事件は人間が引き起こすもの・・・。
背景には朝廷で権力を持つ藤原氏や伴氏の影がちらつきます。
posted by 理乃(ニックネーム) at 15:20| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月09日

「絶海にあらず」北方謙三

昨年、太宰府のNさんが出された冊子「私見 藤原純友と大宰府」。
その中で参考文献の一つとして上がっていたのが北方謙三の「絶海にあらず」だった。
昨年は大宰府史跡発掘調査50年の節目の年。
調査で見つかったのが焼土層。
それまで大宰府は藤原純友の乱で焼き討ちにあったことで終焉したと考えられてきたのが、
今、地上で見られる礎石は純友の乱のあと、
再建されたものだということが分かった。
大宰府を焼き払った悪人のイメージがある純友にスポットを当て、
海の通行を制限する都の権力者のやり方に反旗を翻した
海の民の代弁者だと紹介したのが「私見 藤原純友と大宰府」。
純友という人物に興味を覚えたので、
「絶海にあらず」を手に取ってみた。
上巻は勢いがあって面白い。
藤原北家の出身でありながら、
出世に興味を持たない純友は坂東へ旅に出て平将門と巡り合う。
伊予掾として伊予に赴任すると海に出会い、
海に生きることにする。
下巻は海の民を率いて、朝廷の水軍と戦うことになる。
大宰府の焼き討ちは最後の最後に出てくるだけで、
しかも詳細に描かれてはいない。
歴史上では討たれたことになっているが、
小説では海を駆け国を出ていく清々しい終わり方になっている。
太宰府ではイメージのよくない純友は、
伊予では政治の改革者として英雄視されている。
純友の本拠地での評価は信憑性があるのではないだろうか。
純友という人物に注目するきっかけとなった小説。
ほかの作家の視点でも読んでみたいと思う。

絶海にあらず〈上〉 (中公文庫)
絶海にあらず〈上〉 (中公文庫)

絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)
絶海にあらず 下 (2) (中公文庫 き 17-9)
posted by 理乃(ニックネーム) at 18:09| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする