2019年09月12日

令和読書memo「万葉恋づくし」梓澤要

万葉恋づくし
万葉恋づくし


万葉集の名歌が7つの物語になるという小説でした。
「弟」では大伴家持の弟の書持が登場します。
家持はその名の通り、
大伴家の嫡男として家を背負ってしっかり生きています。
けれど書持は家持に比べると精彩がありません。
地味だけど優しい書持は思う人に気持ちを伝えることもなく亡くなります。
共に大宰府で子ども時代を過ごした二人。
梅花の宴にも接していた二人の兄弟。
その名の通り書持は書に親しんだ人生を静かに送り、
若くして亡くなっていったのでしょうか。
「おその風流男(みやびお)」は旅人の弟田主が主人公。
官人の世界に嫌気がさして宮仕えを辞めています。
隣に棲む、石川郎女と恋のやり取りをしますが・・・。
posted by 理乃(ニックネーム) at 13:08| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする