2020年06月30日

アンゴルモア 元寇合戦記

率土の最果て - 栗山貴行, 小野友樹, Lynn, 小山力也, 乃村健次, 斎藤志郎, 堀江瞬, 竹内良太, 小林裕介, 浜田賢二, 柴田秀勝, 鈴木達央, 立花慎之介, 小野賢章
率土の最果て - 栗山貴行, 小野友樹, Lynn, 小山力也, 乃村健次, 斎藤志郎, 堀江瞬, 竹内良太, 小林裕介, 浜田賢二, 柴田秀勝, 鈴木達央, 立花慎之介, 小野賢章

アンゴルモア 元寇合戦記は
元寇(文永の役・1274年)での対馬の戦いを描いたアニメ。

元寇を初めて知ったのは子どものころ
父が連れて行ってくれた東公園にあった日蓮聖人像でした。
その台座のレリーフの絵は矢田嘯雲によるもので、
蒙古軍に捕らえられた人々が
手に穴を開けられてつながられている様子が、
あまりに恐ろしくてトラウマになりました。
蒙古軍は対馬、壱岐を通ってきたわけで、
対馬がどれだけひどい損害を被ったか、
誰がどのように戦ったのか、
想像も及びませんでした。
このアニメは史実そのものではないけれど、
その歴史に肉迫して、
面白すぎて目が離せません。

時は1274年(文永11年)秋。
主人公は流人。
元御家人・朽井迅三郎らは鎌倉幕府によって対馬に流刑されます。
対馬に辿り着いた流人たちは、
対馬地頭、宗氏の娘・輝日姫から
蒙古・高麗の大軍団が日本に向かっており、
迅三郎たちは最前線の対馬で
戦うために送られたと聞かされます。
600年も前に対馬に築かれた金田城に
防人の末裔たちがまだ城を守っているという設定には
キュンキュンしてしまいます。
刀伊祓(といばらい)と言われる彼らは宗家には服属せず、
顔に入れ墨があったり独自の習俗と戦力を持っています。
また壇ノ浦の戦いから安徳天皇は
対馬に落ち延びていたという設定にも唖然・・・。
何のために戦うのか当初は意味を見いだせなかった朽井迅三郎は
戦いの中で対馬の人々と触れ合ううちに、
対馬の民のために戦うのだと志を抱くように変化します。
多くの主要人物が戦いに散って行った最後に
輝日姫が「対馬はまだ終わっておらぬ」と言うセリフに涙が出てきます。
戦いの場は博多に向かいますが、
それはまだコミック連載中です。

追記:太宰府市民としては
幕府軍として登場する少弐資能(しょうにすけよし)にも注目!
息子の景資が対馬に援軍を送るのを妨害しますが、
資能の墓は太宰府の森にひっそりとあります!!

posted by 理乃(ニックネーム) at 13:48| 福岡 ☔| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

「隠された十字架 法隆寺論」梅原猛

隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫) - 猛, 梅原
隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫) - 猛, 梅原

すごい本でした。
センセーショナルで情熱に溢れ、
法隆寺の謎に肉迫する書物。
漫画「天智と天武」の冒頭で法隆寺の救世観音開扉の経緯を知り、
この本を読まねばと思った次第です。
救世観世音菩薩像は、200年間もの間、
開扉されていませんでした。
開扉すると恐ろしいことが起こると洗脳されていた僧侶たちの反対を押し切って
扉を開いたのは日本人ではなく外国人でした。
それは1884年(明治17年)のこと。
明治政府から調査の委嘱を受けたアーネスト・フェノロサは
調査目的での開扉を寺に求めました。
扉を開けたところ、埃に塗れ、
500ヤード(約457メートル)の木綿の布で
ぐるぐる巻きにされた救世観音が現れました。
しかも光背は像の頭に釘打ちされていたのです!
しかしフェノロサは像の美術的な価値に言及したものの、
この像がなぜこのような姿をしているところまでは立ち入りませんでした。
誰がどんな目的で作ったのか、
この像について総合的に俯瞰して見る視線は
一人の哲学者の登場を待たねばなりませんでした。
それがこの書。
隠された物語は実に巧妙で、
その謎を解いていく過程はスリリングそのもので、強烈な読書体験でした。
posted by 理乃(ニックネーム) at 12:16| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月20日

「天智と天武C〜新説・日本書紀」

天智と天武 ―新説・日本書紀―(4) (ビッグコミックス) - 園村昌弘, 中村真理子
天智と天武 ―新説・日本書紀―(4) (ビッグコミックス) - 園村昌弘, 中村真理子


白村江の戦いの戦いの前夜、
中大兄皇子は新羅と戦い百済を復興させようとします。
一方、大海人皇子は戦争回避を願います。
単身、新羅へ渡った大海人皇子は新羅の武烈王と再会し、
百済残党軍との調停役を試みるがうまくいきません。
帰国した大海人皇子は中大兄皇子の意志を覆せず、
母斉明天皇もともに、唐と新羅の連合軍と戦う準備のために
一族で筑紫へ下ってきます。
舞台は身近なところへ!
那大津(博多湾)へ入港した一行は磐瀬仮行宮に滞在したのち、
朝倉橘広庭宮へ入ります。
いよいよ準備ができつつあるとき、
斉明天皇は押し切られてきた中大兄皇子に逆らい、
兵は出さぬと言い出します。
入鹿と母を愛していた中大兄皇子は双方に屈折した感情を抱いて成長。
手に入れることのできなかった母の愛に絶望し、
恐ろしいことをしでかすのです・・・。
posted by 理乃(ニックネーム) at 00:24| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

北谷のあじさい園

うわさを耳にして、
北谷のあじさい園を見てきました。

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ここもまた見事でした。

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ラベル:紫陽花 北谷
posted by 理乃(ニックネーム) at 23:44| 福岡 ☁| Comment(0) | ★まほろばの花たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月14日

紫陽花の桃源郷

宝満山登山口近くのあじさい園。
そぼ降る雨の中、行ってきました。
誰一人いない桃源郷。

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一万本の紫陽花の渦が山麓に渦巻いていました。

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なんという景観。
人の手が作り出した桃源郷です。

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posted by 理乃(ニックネーム) at 11:53| 福岡 ☁| Comment(0) | ●宝満山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

観世音寺の紫陽花

観世音寺の紫陽花も見頃を迎えています。

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ラベル:観世音寺 紫陽花
posted by 理乃(ニックネーム) at 16:15| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

戒壇院の紫陽花

梅雨らしいお天気です。
梅雨に映える紫陽花。

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戒壇院の紫陽花は今年も麗しいです。

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ラベル:戒壇院 紫陽花
posted by 理乃(ニックネーム) at 12:41| 福岡 ☔| Comment(0) | ●戒壇院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月09日

戒壇院の菩提樹の花

今年もきれいに咲いていました。

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今が盛り。

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なんとも言えない高貴な香りに包まれます。
ラベル:観世音寺 菩提樹
posted by 理乃(ニックネーム) at 23:37| 福岡 ☀| Comment(0) | ●戒壇院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

針聞書ラムネ菓子(虫整錠)@九博ミュージアムショップ

九博ミュージアムショップのオリジナル商品「虫整錠」。

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針聞書とは戦国時代に元行という人が書いた針の書。
その中に五積、六聚など、
病気を起こすと考えられた想像上の虫(はらのむし)が描かれています。
このラムネ菓子ははらのむしたちをモチーフに薬を真似て作らています。

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わたしはスーパーでも思い出したらラムネ菓子を買います。
ラムネ菓子はほとんどブドウ糖。
疲れた脳のエネルギー源です。

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posted by 理乃(ニックネーム) at 12:24| 福岡 ☁| Comment(0) | ●九州国立博物館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月06日

「天智と天武〜新説・日本書紀〜」B

天智と天武 ―新説・日本書紀―(3) (ビッグコミックス) - 中村真理子, 園村昌弘
天智と天武 ―新説・日本書紀―(3) (ビッグコミックス) - 中村真理子, 園村昌弘


紀伊の牟婁の湯から飛鳥へ戻った有間皇子はかの地を称賛。
話を聞いた斉明天皇は一族を引き連れ牟婁の湯に行幸します。
額田王と再会した大海人皇子は
十市皇女と名付けられた娘がいることを知ります。
その間、有間皇子は謀反の意志ありと
赤兄によって陥れいれられ18歳の命を落とします。
ある晩、中大兄皇子、大海人皇子、額田王、
鏡王女、鎌足は一つところに集まり、
中大兄皇子の提案でそれぞれの心の内を明かします。
幼い頃、愛する母と入鹿が愛し合い、
自分よりも入鹿との子ども大海人皇子を慈しむ姿を見て苦悩する中大兄皇子。
父、入鹿が中大兄皇子に殺され、
隠れ里に逃れていた大海人皇子のもとに訪ねてきたのは
新羅の金春秋(のちの武烈王)。
金春秋は大海人皇子に復讐は時を待てといいます。
鎌足(豊璋)は父、百済王義慈王のことを話し始めます。
義慈王は新羅領だった伽耶を奪還するため攻め入ります。
大耶城の城主の妻は金春秋の娘。
義慈王は降伏して城の外に出てきた一家を虐殺。
金春秋は復讐に燃え、百済滅亡を画策します。
鎌足はどこか似ている入鹿と金春秋が手を携えることを恐れ、入鹿虐殺計画を練ったのです。
額田王の告白は男が何人もの女を同時に愛するように、
女もそうなのだということ。
660年、ついに百済は新羅、唐の連合軍によって滅びます。
新羅5万、唐13万の軍勢でした。
だが鬼室福信などの精鋭部隊はまだ残っていて、
豊璋を連れ戻しに来ます・・・。。
posted by 理乃(ニックネーム) at 14:41| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月05日

「夢も定かに」澤田瞳子

夢も定かに (中公文庫) - 澤田 瞳子
夢も定かに (中公文庫) - 澤田 瞳子

1300年前の後宮のワーキングガールのお話。
三人の采女(地方の豪族の娘)たちが主人公。
中心の若子は膳司(かしわでのつかさ/天皇の食事を準備)勤務。
笠女(かさめ)は才女で書も達者な書司(ふみのつかさ)勤務。
愛らしい美女、春世は藤原麻呂の愛人で縫司(ぬいのつかさ)勤務。

勤務先では氏女(うじめ/畿内豪族の娘)の差別や嫌がらせにも耐えています。
頃は聖武天皇の御世。
同室の三人は謀略渦巻く宮中で、
懸命に生きて行こうとします。

皇女たちの間で事件が起こり、その解決のために奮闘もします。
そんな中で藤原房前も登場。

采女には若く美しい女性が選ばれました。
それは地方の豪族たちの朝廷に対する服従のしるし。
けれど差し出された采女たちは、
決してものではありませんでした。
与えられた運命の中で自らの生き方を模索していたのだというのがこの小説。

生き生きと後宮を立ち回っていた采女たちの物語を読んだあと、
若子にモデルがいたことを知りました。
若子は板野采女、板野命婦と呼ばれ
正倉院文書で仏典の出納や貴人の意志を伝える場面で登場。
「続日本紀」には天平17年(745)、紫香楽宮で外従五位下を授けられたと出てきます。

物語の中で若子は房前と関係を持ちます。
二人の間に生まれたのが藤原楓麻呂。
楓麻呂のことを調べると、
大宰大弐であったことが分かり、
いっそう物語が近づいた感じがしました。
posted by 理乃(ニックネーム) at 13:02| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月04日

「天智と天武〜新説・日本書紀〜A」

天智と天武 ―新説・日本書紀―(2) (ビッグコミックス) - 中村真理子, 園村昌弘
天智と天武 ―新説・日本書紀―(2) (ビッグコミックス) - 中村真理子, 園村昌弘

蘇我入鹿の息子であることが知れても中大兄皇子の付き人となった大海人皇子。
豊璋(鎌足)の息子、真人(定恵)は遣唐使となって海を渡ることに。
孝徳帝を難波に置き去りにし、飛鳥へ遷都する中大兄皇子。
体調を崩し寝込んだ孝徳帝を看病する有間皇子と大海人皇子。
皇位継承者候補である有間皇子の存在を放置しておくわけにはいかない中大兄皇子。
ついに亡くなった孝徳帝の跡を継いだのは重祚した斉明天皇でした。
巻の最後には斉明天皇が大海人皇子のもとに差し向けた絶世の美女、額田王が登場。
有間皇子の運命はいかに・・・。
冷酷そのものの中大兄皇子に対し、大海人皇子は従順な下僕を装いながら父入鹿の復讐を胸に懐き続けます。
ラベル:天智と天武
posted by 理乃(ニックネーム) at 12:43| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月03日

四王寺山越え

宇美町での用事の帰り、山越えを選択しました。
6月の雨上がりの山は美しさが際立ちます。

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百間石垣

深い緑が次から次に迎えてくれました。

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焼米ヶ原

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焼米ヶ原
posted by 理乃(ニックネーム) at 17:33| 福岡 ☁| Comment(0) | ●四王寺山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする