太宰府天満宮で斎行される「神幸式大祭」。
太宰府天満宮の最も大切なお祭りです。
平安時代の1101年に大宰権帥大江匡房が始めました。
秋分の日の前日の9月22日は「お下りの儀」。
「滅灯(めっとう)」という声とともに灯りが消され、
天満宮御本殿の道真公の御神霊は
宮司によって御神輿に遷され、
多くのお供を引き連れて
道真公がかつて過ごした榎社まで厳かに進みます。
それに合わせて筑紫野市の大門地区の方々が
天拝山山頂で「迎へ火」を焚かれます。


貝原益軒も迎え火のことを書いているそうです。
一度行ってみたいとかねてより思っていたところ
チャンスが訪れました。
夜の天拝山登山となりましたが、なんとか登頂。
そこには絶景の夜景が・・・。

やがて火が焚かれ、暖かい炎が夜空に燃え上がり、
火の粉が山頂に舞うのでした。

