ジムで運動したあとの夕暮れ時、
観世音寺を散策しました。
太宰府暮らしのすてきなところは
都府楼跡や観世音寺に気軽に行けるところです。
それも人出の少なくなった夕暮れ時に歩くのが
わたしは好きです。
今はレンギョウの咲き乱れるころ。
そう、まさに見ごろです。

観世音寺の渋い建物に
鮮やかな黄色が映えます。


レンギョウは連翹と書きます。
レンギョウは彫刻家で詩人の高村光太郎が愛した花。
光太郎の告別式では棺の上に
レンギョウが一枝が置かれていたそうです。
それで光太郎の命日は連翹忌と呼ばれています。

かわいい収納ボックスです。

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花は下を向いていて、ちょっと地味な感じもしますが、
観世音寺の雰囲気に合いますよね。
私も夕方の都府楼跡や観世音寺が好きです。
人が少ないと、あの風景を独り占めしてる感じがいいです。
都府楼跡の桜も結構咲いてました。
5分咲きくらいでしょうか?
都府楼跡の桜はまだ見ていないのですが、
近所の公園などを見ていると
5分〜3分咲きくらいでしょうか?
ソメイヨシノじゃない桜の中には
満開のものもあるようです。
最近、やたらと整理して「○○何丁目」という行政区にしてしまっている所が多くて…
昔ながらの地名はある意味歴史を想像させる「遺構」だと思うのですが…
その点太宰府はさすがです。
太宰府は少しは昔の地名も残ってますが、やはり●●丁目になっていて
美しい地名は失われています。
太宰府の場合、
古い地名の標識がたっています。
それを読んでいると、
保存してほしかったと思うとともに、
古を偲ぶことができます。