ゴッホ展も見てきました。
入り口で人の列ができているかと思ったのですが、
待ち時間0分!
意外に今日は穴場だったのかも。
ゴッホ展は思ったよりも有名作が来てなくて、
え、これだけ?
って、ちょっと、肩透かし。。。
宣伝すごかったから。
ゴッホの作品だけで構成されていると思ったのですが、
同時代作家のものもけっこうありました。
「ひまわり」とかはありません。
そうは言っても、
もちろんゴッホの作品はいいのでぜひごらんください。
彼がどんなに勉強して、
どんなに自己変革していこうとしていたかが分かります。
画家仲間との共同生活を夢見て(わたしはそんな理想郷はないと思う)
それに挫折して自殺した。
という人生が伝わってきます。
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ゴッホが使っていたパースペクティブフレーム(※写真は九博の提供)
今回、彼の絵が強烈な印象を与えるのは
捕色を使っているからというのがよく分かりました。
晩年の南仏で描いた明るい色彩の絵の印象が強いゴッホですが、
初期の農民の生活を描いた暗い色彩の世界も好きです。
彼は牧師だったし、農民たちの質素な暮らしをしっかり見つめていた。
じゃがいもを描いた絵が好きでした。
それとゴッホのあの有名な南仏の自室を描いた絵もきてました。
そしてそれが再現されていたのもよかった。
部屋のサイズがよく分かりました。
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自室の絵。(※写真は九博の提供)
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部屋の再現(※写真は九博の提供)
貧しかった彼は、貧しさゆえなのか、
画家としての本質なのか、
モネのような大作を描いていません。
いろんな要素を組み合わせて構成を必要とする大作ではなく、
自画像が多く、
自己と向き合った現代の画家なのです。
ゴッホが影響を受けた日本の浮世絵も展示してあったのですが、
その斬新な構成といい、精巧な木版技術といい、
日本の美術はすごいです。
愛を求めてかなえられず、
理想を求めて挫折して自己崩壊して、
たった37歳で亡くなってしまった激しい人生。。。
美術に散った人生のごく一部にふれました。
★耳寄り情報@
九博に一番近い茶店「東屋」では九博の催し物の前売り券を売っています。
会期中でも買えるので、前売り券のない方はここで買ってから行きましょう。
エスカレーターのすぐそばです。
★耳寄り情報A
九博のサイトではゴッホ展の混み具合を発信しています。
ゴッホの画風にも、人生観にも触れられ、居ながらにして絵が浮かんでくるようです。
雨があがったら、出かけてみたいと思います。
参考になってよかったです。
ぜひお出かけくださいませ。
やっぱ車で行きたいんですねー。
地元民は裏道通れば早く着けるからいいですよねー。
おひさしぶりです。
車は家族連れで行くときや
あちこち寄り道したいときなどは便利ですものね。
印象派大好きなんで、私も是非行きたいと
思っています。
昔、オルセー美術館にも行きました。
印象派が好きであれば
「印象派の冒険」山川健一:著という本が
お薦めです。
おめでとうございます。
太宰府天満宮は初詣、受験祈願、ゴッホ展で、休日は混雑しそうなので、
ころあいを見計らってどうぞ。
ご本の紹介、ありがとうございます。
あけましておめでとうございます♪
ゴッホ展、行かれたんですね。
今週の連休なんて多いでしょうね。
いつ行ったらいいのか悩みます。
ゴッホだけでなく太宰府もたくさん楽しみたいし(>_<)
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
P.S.理乃さんのブログ、リンクを貼らせてもらえませんか?
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
連休は多いでしょう。。。
今日でも市内のバスを利用した家族が
とても混んでて、バスが遅れたと言ってました。
終わるころも多いし、中盤がおすすめかな。。。
天候が悪いときも人が敬遠するからおすすめ。
わたしは明日、所要がありまして天満宮そばに行くけど、裏道通って行くつもりですが、駐車場には困るかも。。。
リンクOKです(*^-^*)
わたしもぎょんぎょんさんのブログにリンクを貼らせてもらっていいですか?
早速貼っちゃいました。
私の方もOKです。
ゴッホ、今日行ってきました。
お蔭様で裏道行ってすぐ駐車できました。
理乃さんとどこかですれ違っていたかも(^^)
わたしもリンク貼らせていただきました。
ありがとうございます。
どこかですれ違っていたかもですね(*^-^*)
認識不足だったことを恥じますが、ゴッホの絵は荒々しいものとの先入観を持っていたのが、実際に絵を見ると、とても繊細で、明るく、癒されるようなタッチの絵なんですね。
絵は独学で、いくつもいくつも印象派の画家などの模倣とデッサンを重ね、構図の研究をし、浮世絵版画にも影響を受け、狂おしいほどの努力の末、あの独特の点描とハッチングの画風に至ったそうですね。
自画像もさることながら、サン=レミの療養院の庭、草むらの中の幹などの風景画に安らぎを覚えました。炎の画家とも言われるゴッホが、情熱の画風の裏に、とてもナイーブな精神を隠し持っていたのではないか、と真底感動した次第です。
ついでに、Fuさん、小野筑紫堂さんのあたりも見させてもらいました。間違っているかもしれませんが、小野筑紫堂のどなたかと、以前職場で御一緒したのかも‥‥いや、これは勘違いでしょう。
なんでも平日はゆったりしていいいですよね。
今、福岡市美術館でやっている「大浦こころ」展もすばらしいですよ。
こんにちは。
お越しいただき、ありがとうございます。
地元ならではのレポートを。。。とは思ってますが。。。
例年、梅の時期はなぜか忙しく、
なかなか天満宮に行けません。
今年は行きたいなぁと思ってます。