2016年05月13日

【太宰府学講座 @太宰府を学ぶ基礎資料 講師:観世広さん】memo

市民グループ「すまりや だざいふ」が主催する
『太宰学』講座の初回を拝聴してきました。
ざっと記したメモです。

IMG_20160513_0001.jpg

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震度6弱の福岡西方沖地震、M8.8の東北地震、M7.3の熊本地震と引き続き起こっている地震。
ユーラシア、北アメリカ、フィリピン、太平洋と4つのプレートがぶつかり合う日本。
日本は環太平洋造山帯にあり、もう一つのヒマラヤアルプス造山帯とともに、
その縁には高く険しい山脈があり、火山と地震が多い地域だ。
インド大陸はもともとはるか南にあり、
どんどん北上してきてエベレストとぶつかった。
エベレストはかつては海の底にあった。

日本は活断層だらけ。(※参照:日本の活断層地図・世界の地震地図)
福岡は地震が少ないといわれてきたが、活断層はいくつもある。
福岡西方沖地震のとき被害をもたらしたのは警固断層。
おおよそ31号(通称5号線)に沿って断層はある、
福岡西方沖地震の際、太宰府の震度がテレビなどに出なかったのは地震計は市役所にあり、
5号線から逸れている市役所では地震の規模が小さかったから。
しかし内山公民館は半壊した。
それは宇美断層があり、警固断層に共鳴したからではないか。
宇美断層は宝満山に続いている。

太宰府を流れる御笠川は荒れ川と呼ばれ、
氾濫し災害をもたらしてきた。
各地にある宝満神社は水害に遭わないことを祈る水の神という側面もある。
1000年以上前に久留米で大地震があった。
これは耳納断層が起こしたもの。
耳納連山は珍しい山で同じレベルの高さの山が続く。
北側の断層によって隆起した山だ。

福岡西方沖地震で同じような地域で被害の差が出た。
福岡平野は沖積平野であるから地盤が緩い。
少し丘になっているところは地盤が固い。
海抜50m図で見ると福岡平野と筑後平野は50m以下。
ゆえにかつては筑後の奥まで船が入りこんでいたのではないか。
そしてその北には太宰府があった。
南からの侵入を防ぐために太宰府羅城の必要があったのでは。
近年阿志岐山城跡が発見されたが、
ここは福岡農業大学の敷地から入っていかねばならず行きにくいので、
説明会があるときなどに参加して行くのがいい。
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当初は「太宰府を学ぶ基礎資料」という話が予定されていましたが、
熊本地震が起こり、地震がテーマのお話に替わりました。
上記のお話のほかにも、観世さんご自身の歴史のお話など、
興味深いものがてんこ盛り。
質問も活発に飛び交っていました。
posted by 理乃(ニックネーム) at 14:47| 福岡 ☁| Comment(0) | ★日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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