2019年03月04日

「天上の虹E」 里中満智子

天上の虹(6) (講談社漫画文庫)
天上の虹(6) (講談社漫画文庫)

讃良(さらら)の人生ってほんとに大変なものだったのですね・・・。
天武天皇に跡継ぎは自分だと言われた大津皇子は
天武天皇の意志を公開することを決心して、姉の大伯皇女に会いに行きます。
不安に駆られた姉は弟に歌を贈ります。

「我が背子を 大和へ遣ると さ夜ふけて 暁露に 我が立ち濡れし」

686年、ついに天武天皇崩御。享年57歳。
一人の大臣も置かず、
ただ一人の権力者として君臨した初めての天皇でした。
完全な律令制の発布、歴史書編纂、
新都建設という国家事業は推進中途。
殯の儀式で、天武天皇から跡継ぎは自分と言われたと宣言した大津は
讃良の怒りを買い、死罪となってしまいます。
讃良の息子、草壁皇子は689年、天皇を継ぐことなく、
運命と悲劇によって精神を病み、ついに亡くなってしまいます。
我が子も姉の子(大津皇子)も失ったことで讃良は女帝となるのです。
ここまでがE巻。
posted by 理乃(ニックネーム) at 23:39| 福岡 ☀| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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