2019年08月24日

「悲しみは憶良に聞け」中西進

悲しみは憶良に聞け
悲しみは憶良に聞け

令和の考案者といわれる中西進氏の著作を初めて読みました。
タイトルにシビレます。
中西先生の立場は憶良は百済の医師憶仁の息子で、
白村江の敗戦後、父に連れられ倭国に亡命してきたというもの。
生い立ちを考察し、憶良の抱えた悲しみを紐解いていきます。
在日、帰国子女の悲しみ。
ノンキャリア公僕の悲しみ。
貧乏の悲しみ。
病気の悲しみ。
老いの悲しみ。
愛と死の悲しみ。
誰も貧乏なんか歌わなかった時代。
誰も憶良のように74歳という高齢まで生きられなかった時代。
大宰府へ来たのは66歳のとき。
73歳でやっと帰京したものの、74歳で亡くなっています。
人生に苦悩し、格闘した人間憶良が迫ってきます。
ラベル:憶良
posted by 理乃(ニックネーム) at 00:59| 福岡 ☁| Comment(0) | ★太宰府関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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