11月21日(土) 10:00〜14:30 memo】
Walkingで歩く万葉の小径は
大阪大学名誉教授で万葉学者の故犬養孝氏が愛した径です。

犬養孝氏は著書「万葉 花・風土・心」(1987)の中の
「旅人・憶良の道―わたしの道―」という章で、
次のように書いています。
「静かな国分の住宅街地を通りぬけて、
東のはずれの池を、西から南と池の土手を歩き、
そこから細い山道にはいる。(略)
市街からまったく忘れられたようにして残っている道だ。
杉木立や雑木林の中にはいってゆくと、
落葉が踏むたびに音立てる。
こんなにすばらしい道、
こんなに古代のおもかげを
事こまかに宿した道がまたとあるだろうか。
わたくしは、これこそ旅人・憶良が行き交うた
古代の道といってもおかしくないように思われる。(略)
わたくしは旅人・憶良二人だけの語りあいは、
この道の落葉の一片一片にこもっているように思われる。
筑紫に於ける旅人・憶良の道であり、
また、筑前におけるわたくしの道でもある。
この道がそっと末永く生きることを
祈らないではいられないのだ。」
万葉の小径Walking、お楽しみに!
【お申込み・お問い合わせ】
「太宰府Bookcafé4」と明記の上、
@お名前
A住所
B電話番号
C年齢
を記載し、下記のメールアドレス宛てにご連絡ください。
arukanne.cafe@gmail.com ぷち旅太宰府事務局(前田)