
チガヤの「チ」は千を表し、
たくさん群がって生える様子から、
千なる茅(カヤ)の意味で名付けられたそう。
花穂は「茅花」と書くことから、チバナ、ツバナとも呼ばれます。
大伴旅人は大宰府でチガヤの歌を詠んでいます。
古代からずっと日本人の風景の中にあったのですね。
「浅茅原(あさぢはら) つばらつばらに
もの思(も)へば 故(ふ)りにし郷(さと)し思ほゆるかも」
(浅いチガヤの原のチガヤのように、
つばらつばら(つくづく)と物思いにふければ故郷が思い出される)
*Wikipedia参考
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