2007年10月12日

西鉄都府楼(とふろう)前駅の碑

西鉄の駅の表情はそれぞれですが、
都府楼前駅の字体はやはり古都風です。

tohuromaeeki.jpg

福岡方面への入口前にあるのが
陶板でつくった菅原道真の歌の碑。
都府楼と観世音寺のことを歌っています。

tohuromaeeki.jpg

菅原道真は大宰府に左遷され901年から〜903年まで南館、榎社(えのきしゃ)で過ごしました。
そこで『菅家後集』の中の七言律詩の漢詩「不出門」をつくったのです。
    
「都府樓纔看瓦色 觀音寺只聽鐘聲」
(都府の楼にはわづかに瓦の色を看る、
観音寺はただ鐘の声をのみ聴く)

都府樓とは都督府の樓閣を縮めたもの。觀音寺は観世音寺のことです。
大宰府政庁のことを都府楼と呼ぶのは道真のこの詩によるものだそうです。
「とふろう」、それはとても美しい響きだと思います。

菅原道真は大宰府で配流(流刑)に近い日々を送りました。
でも天を怨まずひたすら謹慎し、配所から一歩も出ることはなかったということです。
だから都府楼は瓦の色を見るだけ、
観世音寺もただ鐘の音を聞くだけだったのですね。

都府楼前駅の碑には都府楼の鬼瓦と観世音寺の鐘も描かれています。
ラベル:菅原道真 都府楼
posted by 理乃(ニックネーム) at 23:05| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ●都府楼前駅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック