2007年12月10日

「戒壇院(かいだんいん)」

観世音寺左手にある「戒壇院」。

KAIDANIN2.jpg

聖武天皇が観世音寺境内に天平宝字5年(761)に建立した名刹です。
門前には「不許葷酒肉入境内」と彫られた石碑が立っています。

KAIDANIN3.jpg

葷酒肉(くんしゅにく)境内に入るを許さず。
臭気のある野菜(ネギ、ニンニクなど)、酒、肉は境内に持ち込むことを許さないということ。
禅寺の入口によく建っているものだそうです。

奈良時代、僧侶になると税を逃れられたため、
いたずらに僧侶と名乗る者が多く、
規律が乱れ、
これはだめだと正式の僧侶となるために
必要な戒律を授けるために設置された施設です。

ともに天下の三戒壇と呼び習わされた中央戒壇(東大寺)と東戒壇(下野薬師寺)に対して、
西戒壇(さいかいだん)とも呼ばれました。

KAIDANIN4.jpg
瓦に西戒壇の文字が入っています。

現在は臨済宗の禅寺となっています。
本堂は延宝8年(1680年)再建のもの。
本尊盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像は平安時代末期の作で、
国の重要文化財。
右手の奥には鑑真像もあります。

渡航後の鑑真が初めて授戒を行った場であるとされます。
そんな由緒ある寺にもかかわらず、
80歳の住職の跡を継ぐ人はいないのだと聞きました。

住職の読経に合わせ、朝4時半から5時半まで座禅を組んでいるのが御歳87歳のTさん。
なんとTさんは座禅のあと、暗い山道を登り、
四王寺県民の森まで行かれるのが日課だそうです。
宵の明星が美しく、座禅も山歩きも苦にならないとのこと。
感服です。


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ラベル:戒壇院 鑑真
posted by 理乃(ニックネーム) at 11:56| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ●戒壇院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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