2008年05月13日

初めての宝満山 その3 「竈門岩」

宝満山は、かつて竈門(かまど)山と呼ばれていました。
その由来は9合目にある竈門岩からきているという説があります。

竈門岩は人為的に立てられたような
高さ2メートルほどの3つの岩で、
竈(かまど)をかたどったものだと言われています。

ここは祭祀の場であり、
祭祀に使われた土器なども出土しています。

この3つの岩に竈(かま)をかけ、
竈門岩の下方にある「益影(ますかげ)の井」の水を汲んできて、
応神天皇の産湯を沸かしたという伝説が残っています。
応神天皇の母は神功皇后。
神宮皇后は宇美で応神天皇を出産されたということなのですが…。

宝満山には五所秘水といって霊水が湧き出る泉があって、
その中で1番神聖な泉が「益影の井」ということです。
人がこの水に影を映すと益々若く少壮のごとく映るので
益影の井というのだそうです。

kamadoiwa.jpg

岩の1つには大きく「仙竈」と彫られています。
3つの岩の1つに彫ったものだと思っていたら、
これは再興されたものなのだということです。

3つの岩の1つは、ある時、折れてしまったのです。
それで江戸時代、福岡の魚屋武四郎という人物が願主となって、
博多聖福寺の住職だった仙高フ書を彫り、
文化13年(1816)に再興したのだそうです。

山中に立ち尽くす巨石は冒しがたい神々しさがあります。
古代、巨石を見て、人は神が降り立った場所だと思ったのです。
そこは天に一番近い場所。
世界を眼下に望む場所。
宇宙の神秘を最も感じる神聖な場所だったのでしょう。


竈門岩のある場所は峰になっていて、
竈門岳と呼ばれています。


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ラベル:竈門岩 宝満山
posted by 理乃(ニックネーム) at 09:51| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ●宝満山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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