五条交差点で西鉄五条駅に向かって右折すると、
すぐ左手に金掛天満宮があります。

通りからこんな木が見えていて、
金掛天満宮はこの奥にあります。

ここには伝説が残っています。

この碑に由緒が記されています。
室町時代、古川家の当主、勝時氏は勤勉だったため財を成しました。
ところが太宰府は大干ばつに見舞われ、凶作が続き、
たくさんの人が餓死します。
このとき勝時氏は私財を投げ打って人々を救ったのです。
しかしそのために古川家は傾き、衰退の一途を辿り、
子孫は困窮。
次の代の勝政氏は庭の祠に祈念しました。
すると、白髪の老翁が出現して、
梅の枝に黄金の袋を掛けて置くと告げます。
翌朝早く起きて祠を詣でると、
本当に黄金の袋が掛かっていたのです。
それ以来家運は再び興ったといいます。
ここにあるのがその祠。
現代のお金持ちは勝時氏のように貧しき人々を救っているでしょうか…。
幕末、太宰府に滞在していた三条実美は古川家を訪れ、
金掛けの梅の歌を詠んでいます。

裏に回ると読みやすい字の表示があります。

太宰府にはまだまだ伝説がいっぱい。
追い追いご紹介していければいいなと思ってます。
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ラベル:太宰府伝説