御笠川とぶつかります。
その橋の天満宮側のたもとに「三浦の碑」と呼ばれる石碑があります。

このあたりは西から訪れる宰府宿の入口でした。
「三浦の碑」は文政13年(1830年)に建てられました。
碑文は博多聖福寺の仙腰a尚によるもの。
ここに三つの浦(伊勢の二見浦、紀州の和歌浦、博多の箱崎浦)の
御潮井を取り寄せて川の水を清めたそうです。
昔、博多方面から来た宰府詣りの人たちは
ここで口をすすぎ、手を洗い、体や心を清めたのち、
構口から宰府宿へと入っていったのです。
史跡が残るからこそ、伝わってくる歴史ですね。
ラベル:宰府宿