2007年10月23日

三浦の碑

政庁通りを太宰府天満宮目指して進むと、
御笠川とぶつかります。
その橋の天満宮側のたもとに「三浦の碑」と呼ばれる石碑があります。

miuranohi.jpg

このあたりは西から訪れる宰府宿の入口でした。

「三浦の碑」は文政13年(1830年)に建てられました。
碑文は博多聖福寺の仙腰a尚によるもの。
ここに三つの浦(伊勢の二見浦、紀州の和歌浦、博多の箱崎浦)の
御潮井を取り寄せて川の水を清めたそうです。

昔、博多方面から来た宰府詣りの人たちは
ここで口をすすぎ、手を洗い、体や心を清めたのち、
構口から宰府宿へと入っていったのです。

史跡が残るからこそ、伝わってくる歴史ですね。
ラベル:宰府宿
posted by Rino(ニックネーム) at 10:58| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ●三浦の碑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする