一人は隈麿、そしてもう一人は紅姫。
隈麿は翌年病没します。
そしてここがお墓です。

以前より、この辺りは墓地で
笹や萱が生い茂った小高い丘だったそう。
今は地区の納骨堂ができています。
上に上がって納骨堂のさらに多くへいくと
隈麿公奥都城(お墓)があります。

今日の目的はこの奥都城の両側で咲き出した梅の花です。
両方とも五弁の梅に混じって六弁の梅が咲くといいます。
探してみました。
馥郁とした梅の香りがします。
左右1本ずつ、1つの六弁の花を見つけました。

初めて見る六弁の梅の花。
なんだか四つ葉のクローバーを見つけたみたいにすてきなきぶん。。。

撮影しているとうしろのおうちから、この場所のお世話をしているおばあちゃんが登場。
隈麿公奥都城のご神木の立派な楠はおばあちゃんのご主人が植えたものだそう。
おばあちゃんは六弁の花が咲く梅の木の種を取り、
木を増やしています。
この畑の奥の梅の木たちも六弁の梅の花をつけるのだそう。

おばあちゃんのお年をうかがってびっくり。94歳だそうです。
元気の秘訣は動くことと、畑で自分で作った無農薬の野菜を食べることだそう。
歴史の生き証人でもあります。
納骨堂の脇の戦没者供養塔の裏に書かれた若くして戦死した若者たちの
一人ひとりの顔を頭に描くことができるそうです。

隈麿公奥都城の梅の花はこれからが見頃です。
[ここに地図が表示されます]