いつか登らなくちゃと思っている宝満山。
実はまだ頂上に行ったことがありません…。
そのうち登って報告できたらと思うのですが…。
何分、運動不足の身の上、どうなりますやら?…
さて、その宝満山の麓にある竈門神社は
もうじき桜を見にゆく人でにぎわうと思いますが、
駐車場に車を停めて、石段を上がると
すぐ右手に礎石群があります。

この遺跡は重要であるにもかかわらず、
車が混雑すると、
なんと駐車場として利用されてしまっているということです

。
この礎石は竈門山寺の跡なのです。
11世紀、平安時代後期の遺跡です。
8世紀初頭の鴻臚館式軒丸・軒平瓦も出土していて、
奈良時代にはすでに存在していたようです。
9世紀には最澄が唐へ留学する前に立ち寄り、
航海の安全を祈って薬師仏を彫ったと言われています。
平安時代末から鎌倉時代にかけて隆盛を誇り、
このあたりには370もの坊舎があったということです。

竈門神社本殿左手には宝満山登山口の看板が…。

竈門神社の狛犬のたてがみはふさふさしています。

時代は変わり、
現在の竈門神社は縁結びの神様として有名になっています。
■竈門神社
太宰府市大字内山字御供屋谷883
posted by Rino(ニックネーム) at 12:10| 福岡 ☔|
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●竈門山寺跡
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