2023年07月31日

2023.6.24 竈門神社界隈散策B竈門山寺跡

竈門神社の鳥居から階段を上ると、右手に礎石群が見えます。

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ここは竈門山寺(かまどさんじ)跡。
11世紀、平安時代後期の遺跡です。
8世紀初頭の鴻臚館式軒丸・軒平瓦も出土していて、
奈良時代にはすでに存在していたようです。
803年には最澄(767-822年)が唐へ留学する前に立ち寄り、
航海の安全を祈って薬師仏を彫ったと言われています。

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2008年03月23日

「竈門山寺跡」

いつか登らなくちゃと思っている宝満山。
実はまだ頂上に行ったことがありません…。
そのうち登って報告できたらと思うのですが…。
何分、運動不足の身の上、どうなりますやら?…

さて、その宝満山の麓にある竈門神社は
もうじき桜を見にゆく人でにぎわうと思いますが、
駐車場に車を停めて、石段を上がると
すぐ右手に礎石群があります。

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この遺跡は重要であるにもかかわらず、
車が混雑すると、
なんと駐車場として利用されてしまっているということですもうやだ〜(悲しい顔)

この礎石は竈門山寺の跡なのです。
11世紀、平安時代後期の遺跡です。
8世紀初頭の鴻臚館式軒丸・軒平瓦も出土していて、
奈良時代にはすでに存在していたようです。
9世紀には最澄が唐へ留学する前に立ち寄り、
航海の安全を祈って薬師仏を彫ったと言われています。

平安時代末から鎌倉時代にかけて隆盛を誇り、
このあたりには370もの坊舎があったということです。


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竈門神社本殿左手には宝満山登山口の看板が…。

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竈門神社の狛犬のたてがみはふさふさしています。

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時代は変わり、
現在の竈門神社は縁結びの神様として有名になっています。

■竈門神社
太宰府市大字内山字御供屋谷883

ラベル:竈門神社
posted by Rino(ニックネーム) at 12:10| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ●竈門山寺跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする