左手に衣掛天神があります。
菅原道真が大宰府に入る前に、旅で汚れた衣を松と石に掛け、
新しい衣に着替えた所と伝えられています。

階段を上っていくと拝殿があります。
中には入れませんでしたが、
のぞいてみると「衣掛天満宮」と描かれた扁額と、
松の絵が描かれた絵馬がかかっていました。
これは枯れてしまった衣掛の松を昭和28年(1953)に板にして、
描いたものだということです。


松と石に衣を掛けたのなら、石はどこにあるの?
ということになると思いますが、
実は衣掛の石は、
近くのクリーニング工場の中に現在も祀られているということ。
こちらは工場の了承がいりますので、
残念ながらまだ見ていません。
神社の鳥居のそばには、
かつて「姿見の池」もしくは「鏡ヶ池」と呼ばれる池があったそうです。
菅原道真が衣を替えたとき、
その池に姿を映したそうですが、
あまりに変わり果てた自分の姿を見て嘆き、
池の水をかきまわしたところ、
にごって、再び澄むことはなかったということです。
----PR------------------------
『TREview』お役立ちレビューブログコンテスト

ラベル:菅原道真