2024年05月25日

筑紫路ランタン

今晩は観世音寺で筑紫路アート&カフェ巡り実行委員会による
「筑紫路ランタン」がありました。

20240525_200339~2 - コピー.jpg

20240525_200201~2 - コピー.jpg

ふだんは漆黒の闇に包まれる観世音寺に
明かりのオブジェが配置され、
すてきな空間になっていました。

20240525_195646 - コピー.jpg

20240525_195312 - コピー.jpg

心地よい春の宵、
闇に揺らめく明かりの中を
訪れた人々は三々五々散策していました。

20240525_191511 - コピー.jpg

向かいのカフェ観音さんではキッチンカーが出て、
「ほほほーん」さんによる古本市も行われていました。

442489292_7509787399112361_2442067503355773528_n - コピー.jpg
posted by Rino(ニックネーム) at 23:00| 福岡 | Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月06日

アーティバース太宰府B観世音寺宝蔵奥

アーティバース太宰府、三カ所目は観世音寺宝蔵奥。

20211005_162209 - コピー.jpg
宝蔵

宝蔵右手のテラスの両サイドにあります。

20211005_162343 - コピー.jpg

20211005_163045 - コピー.jpg


20211005_162508 - コピー.jpg

建築廃材のベースの上に城島瓦が敷かれています。
この瓦の重なりは国分寺の七重塔の基壇を連想します。

20211005_162822 - コピー.jpg


20211005_162839 - コピー.jpg

実は今の時期、咲くはずのコスモスを見るために作られたよう。
でも残念ながら天候のせいなのか、
今年は例年楽しませてくれるコスモスが咲いていません・・・。

城島瓦は鬼瓦で有名ですが、
太宰府とどんな関係があるのかと思ったら、
九博のエスカレーターの屋根とか
「鬼焼き瓦そばKAGURA」の鬼瓦とかにも使われているらしいです。
どうやらこの作品は寝そべって、
空を見上げ、風に吹かれる時間を過ごしてよいようです。

*設計・制作:山口貴一氏
posted by Rino(ニックネーム) at 21:33| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月04日

「 鎌田誠一と元寇教育」

昨日、福岡日中文化センターであった
「 鎌田誠一と元寇教育」という講義を聞いてきました。

鎌田誠一は1932年、上海事変の戦禍の中、
魯迅とその家族・書籍 を守った糸島出身の青年です。

鎌田誠一は福岡中学校へ通い、
美術教師と出会ったことから絵を描くようになりますが挫折。
兄が勤めていた上海の内山書店で魯迅と出会い、
絵画好きということもあって交流を持ちます。
元来体が弱く、帰国し28歳で亡くなります。
その墓碑に魯迅が揮毫しています。

鎌田誠一は糸島の御床(みとこ)の庄屋の家に生まれました。
御床の西林寺は観世音寺の子院だったと言われています。
現在の国指定重要文化財木造阿弥陀坐像の前に金属の敷物が置かれていますが、
これは観世音寺草創の折、本尊とするため
中国から渡された銅造阿弥陀如来像の台座と伝えられています。
その銅造阿弥陀如来像は岩屋城の合戦の際、
薩摩兵によって刀の鍔にされたといいます。

御床は遥か昔の観世音寺の隆盛を思い起こさせる地でしたが、
一人の青年が中国へ渡り、魯迅と交流した記憶を残す地でもありました。

*「 鎌田誠一と元寇教育」講師 柳田純孝氏(元福岡市教委文化財部長)
posted by Rino(ニックネーム) at 13:14| 福岡 ☔| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

観世音寺の紫陽花

観世音寺の紫陽花も見頃を迎えています。

20200609観世音寺の紫陽花 - コピー.jpg
ラベル:観世音寺 紫陽花
posted by Rino(ニックネーム) at 16:15| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月23日

観世音寺の山藤と躑躅

今日の観世音寺。

2020.4.23観世音寺の藤とツツジ - コピー.jpg

大きな躑躅の樹に絡みつく藤。
すてきなコラボです。
posted by Rino(ニックネーム) at 17:50| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月08日

観世音寺でお散歩

昨日の観世音寺の様子です。

20200407_142117 - コピー.jpg

20200407_142156 - コピー.jpg

梵鐘はお出かけ。

20200407_142719 - コピー.jpg

蓮華の楽園。

20200407_143442 - コピー.jpg

地獄の釜の蓋(キランソウ)。
地獄の釜に蓋をしてくれてありがとう。

20200407_144120 - コピー.jpg

大好きな野草。
貴婦人みたいなオドリコソウ。
posted by Rino(ニックネーム) at 17:24| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月31日

ライトアップinまほろばの里 2019

太宰府の夜のイベントが大好きなのですが、
観世音寺と戒壇院で行われる「ライトアップinまほろばの里」を今年も見に行きました。

20191230_180322 - コピー.jpg

このイベントは人が少なく、ひっそりしているところもお気に入りです。
昨年からランタンウオールもあります。
昨年は蝋燭を入れた紙袋だったのが、
今年は別の色の紙を貼って絵が描かれていました。

20191230_180201 - コピー.jpg

モデルはかつての講堂のご本尊、聖観音菩薩坐像。
右手(来迎印)と左手に持った蓮の花です。
明日は17時頃〜翌午前3時頃まで。
posted by Rino(ニックネーム) at 00:39| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月25日

麗し小径:観世音寺と戒壇院の間の小径

20190424_113324 - コピー.jpg

観世音寺と戒壇院の間の小径の藤が美しいです。
posted by Rino(ニックネーム) at 23:09| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月06日

花追い人:観世音寺の菜の花

昨日の観世音寺の菜の花です。
独特の香りは春のいのちの香り。

DSC07038 - コピー.JPG

DSC07050 - コピー.JPG
posted by Rino(ニックネーム) at 14:35| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

DAZAIFU FES

今晩あったDAZAIFU FESへ行ってきました。
ライトアップされた観世音寺と戒壇院。

DSC_4266 - コピー.JPG

DSC_4273 - コピー.JPG

観世音寺にはJAZZが流れ、
ヨーロピアンビールを販売。
ベルギー、ドイツといろいろあり。
おつまみも売ってました。
筑紫台高校の生徒たちが販売しているカナッペは
海老とポテトのディップが載ってて、
なかなかイケました。
駐車スペースに椅子とテーブルが置かれ、
けっこう満席。

DSC_4243 - コピー.JPG

DSC_4246 - コピー.JPG

天智院ではお茶がいただけました。

DSC_4265 - コピー.JPG

藤丸さんの和菓子がお見事。
衝立と天井は水城の木樋が使われています。

DSC_4254 - コピー.JPG

DSC_4260 - コピー.JPG

戒壇院ではJAZZのミニコンサートがあっていた模様。
太宰府らしい静かで大人な雰囲気のフェスでした。
posted by Rino(ニックネーム) at 21:47| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

観世音寺のコスモス

コスモスが見頃です。
観世音寺のコスモスを撮ってきました。

DSC04639.JPG

DSC04629 - コピー.JPG

DSC04630 - コピー.JPG

DSC04621.JPG

DSC04626.JPG

DSC04623 - コピー.JPG
posted by Rino(ニックネーム) at 15:06| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

麗し太宰府便り*・。*・。観世音寺の銀杏

四王寺を見上げると、ところどころに紅葉の紅い色。
この季節、山はとても美しい。
その山を背後にした観世音寺では
毎年銀杏の黄金色が楽しめます。

DSC_2752 - コピー.JPG

この写真は先週の金曜日のもの。
今日の陽気に包まれて
我家のあたりでも紅葉を楽しみにお散歩している人が見られます。
『麗し太宰府』へぜひお出かけくださいませ。
posted by Rino(ニックネーム) at 14:09| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

2016.7.1観世音寺茶室『天智院』

かねてより入ってみたいと思っていた観世音寺の茶室「天智院」。
ついにそのチャンスが訪れました。

「古刹・観世音寺めぐりと茶室で冷茶のおもたなし」という
太宰府検定特別イベントで。

内容は観世音寺ご住職による宝蔵の解説と、
大宰府の帥、藤田百合子さんによる境内の解説、
そしてお茶結びプロジェクト理事長、徳永睦子さんにによる冷茶のふるまい。
この寺を発願した天智天皇の名のついた天智院は
クスノキの並木道の参道の左手にあります。

DSC_0969 - コピー.JPG

境内に咲いているネジ花をあしらうなど、
おもてなしの心にあふれた冷茶のふるまいに感謝しつつ、
おいしい玉露をいただきました。

DSC_0933 - コピー.JPG

お菓子は梅園のもの。

DSC_0931 - コピー.JPG

玄関の衝立と茶室の天井に使われているという
水城跡の木樋をやっと拝見できて感激。

DSC_0941 - コピー.JPG

DSC_0945 - コピー.JPG

本当に1350年前の板なのでしょうか、
と思うほど美しい木目でした。
posted by Rino(ニックネーム) at 23:20| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

観世音寺の新緑

観世音寺の新緑です。
写真は4月22日のもの。

DSC01502 - コピー.JPG

DSC01504 - コピー.JPG

メタセコイアの緑も濃くなっています。

DSC01509 - コピー.JPG

観世音寺から戒壇院へいく小径は、
わたしの大好きな麗しスポットです。

DSC01522 - コピー.JPG

緑に包まれる世界。。。
posted by Rino(ニックネーム) at 12:44| 福岡 🌁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月31日

ライトアップ in まほろばの里 2015

いよいよ今年も残すところほんの少し。
新年が始まると同時に太宰府は大変なことに。
三が日で200万もの人が天満宮に参拝に来るそう。
でも31日の宵は静けさが支配しています。
年末恒例の「ライトアップ in まほろばの里」は
太宰府の年中行事の中で好きなもののひとつです。
年末は忙しいのですが、そんな中でも静かにライトアップを楽しみたいのです。
観世音寺と戒壇院という古刹のそばに暮らす素晴らしさを味わえます。

DSC00462 - コピー.JPG

もうすぐ鳴らされる日本最古の梵鐘。

DSC00456 - コピー.JPG

今年は訪れる人が少なかったです。

DSC00474 - コピー.JPG

ライトはカラーを廃止し、地味に。
これがいいですね。
さて、みなさま、今年も大変お世話になりました。
どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。
posted by Rino(ニックネーム) at 21:39| 福岡 ☀| Comment(5) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

コスモスがちらほら

わたしの好きな場所。
メタセコイアの木の下。
彼岸花が終わり、
これからはコスモスの季節。
観世音寺のコスモスは、まだちらほら。。。

DSC_0621-2.jpg

境内でジムグリを見ました。赤い蛇。
カメラを取りに車に戻ったけど、
もういなくなってしまってました。
posted by Rino(ニックネーム) at 20:25| 福岡 ☁| Comment(2) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

観世音寺の豊福知徳氏作鬼瓦

現在、観世音寺金堂は屋根と漆喰壁などの修復中だ。

20150323鬼瓦1 - コピー.jpg

この建物は寛永7(1630)年の建築と伝えられている。
これまで文政8(1825)年と昭和25(1950)年に修復されている。

屋根には6枚の鬼瓦があった。
そのうちの2枚は昭和25年に上げれたものだが
これまで作者は富永朝堂先生と思われてきた。
それが今回の修復で豊福知徳先生と分かったのだ。

瓦の裏にこう記されていた。

一千九百五十年六月
観世音寺金堂修築
現住 石田琳樹
彫刻家 豊福知徳
窯元 太宰府 平井明

豊福知徳先生はミラノに在住し世界的な彫刻家になった人だ。
その修業の始まりが富永朝堂先生の弟子となることだった。
始まりは仏師。
すぐそばの政庁跡の富永朝堂先生のアトリエで修行をしていた。
最初は模倣から始まったとおっしゃっていた。

鬼瓦は普通鬼師が作るものだが、
豊福先生はそこに彫刻家と記している。
あくまで彫刻家として、この鬼瓦を制作したのだ。
富永朝堂先生のアトリエからやがて東京へ出て本格的に彫刻家として自立していく豊福先生。
美術の関心は西洋のモダンアートに移っていく。

だから、この鬼瓦は西洋的だ。

20150323鬼瓦2 - コピー.jpg

二枚は阿吽だ。

20150323鬼瓦5 - コピー.jpg

ゴシック建築のガ―ゴイルのよう。
鼻が高く彫りが深い。

20150323鬼瓦4 - コピー.jpg

鬼瓦のルーツはそもそも西なのだ。
パルミラの建物の入口の上にメドゥーサを魔除けとして設置。
それがシルクロードから中国へ、そして奈良時代の日本へ入ってきたらしい。

鬼瓦とは反対に東洋から西洋を目指した豊福先生。
東洋と西洋の往還がここに見られる。

この鬼瓦の裏側の上部には落書きのようなものがある。

20150323鬼瓦7 - コピー.jpg

20150323鬼瓦8 - コピー.jpg

ラフなデッサンで仏像のようでもある。
けれど、モジリアニの女性像に似ている気がする。
そのアーモンド型の瞳。

修復後、屋根の上に再び上がると、
もうまた何十年も人の目に触れることはない。

一枚の瓦を通して感じる東洋と西洋の往還。
こうやって文化は混じり合って発展してきた。
異質なものを受け入れて。
posted by Rino(ニックネーム) at 17:48| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

河野青雲師の句碑

見逃しがちですが、
宝物館脇に河野青雲の句碑があります。

「秋訪(と)えば 秋のこころに 観世音」

青雲はホトトギス同人で、近くに仏心寺を建てた人です。

201503078観世音寺歌碑.jpg
posted by Rino(ニックネーム) at 12:35| 福岡 🌁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

観世音寺の梅

土曜日曜、政庁通りは渋滞。
天満宮へ行くのは断念。。。
できることなら太宰府は平日にお出かけくださいませ。

本日の梅は観世音寺あたりで撮影することに。
観世音寺は都府楼跡と違って梅が少ない。
でも宝蔵前にありました。

201503078観世音寺界隈梅3.jpg

さて、もう少し足を伸ばして。
コアな太宰府散策です。
政庁通りは混雑しても、
誰もいない太宰府はいっぱいあります。
太宰府の里はもう春。
菜の花が咲いてます。

DSC02674.JPG

場所は分かるかな?
posted by Rino(ニックネーム) at 18:12| 福岡 ☀| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月22日

太宰府花便り 連翹(レンギョウ)

今日は太宰府散策にぴったりのお日和!
親子連れ、カップル、いろんな人がそぞろ歩きをしているようです。
そういうわけで、このブログを見ていただいている方もちょっと増えているよう。
というわけで、がんばります。
今の美しい太宰府をお伝えします。

今目につく花の木は昨日お伝えした雪柳。
そして今日お伝えするレンギョウもそうですね。

政庁通りに入っていくところにある水城小学校の塀の前にも植えられています。

そのまま太宰府天満宮に行く前に、
ちょっと観世音寺に寄ってみましょう。
花の木というものは花咲く時期でないとなかなか気づかないものですが、
本堂(講堂)前に咲いています。
いつもは地味な色合いの本堂も
今は黄色が花を添えています。

レンギョウ20141_1.jpg

ね。

そして金堂にも。

レンギョウ20142_1.jpg

黄色い色はなぜか人を元気にしてくれます。
いろんなことがあって、ちょっと元気がない方。
太宰府歩きで、少し元気になってください。

レンギョウ20143_1.jpg
posted by Rino(ニックネーム) at 13:37| 福岡 ☁| Comment(0) | ●観世音寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする