西宮の人形芝居えびす座の「えびすかき」を
小鳥居小路の恵比寿さんの前(九州ヴォイスさんの店先)で
演じていただきました。

「えびすかき」は西宮の傀儡師(くぐつし)たちが演じていた人形芝居で、
人形の箱を首から下げて人形を操り
全国を廻ってえびす信仰を広げていました。
安土・桃山時代に西宮の傀儡師の活動は最盛期を迎え、
淡路や徳島の人形浄瑠璃に発展していきました。

人形芝居えびす座は廃れていた「えびすかき」を復興。
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた
地域のまちおこしのシンボルとなりました。
福が舞い込む「えびすかき」の上演を
国内外で精力的に行っています。
拝見した「えびすかき」は現代風の風刺も効いて、
笑いを誘い、福の神が舞い降りてきたようでした。
人々を幸せな気持ちにさせてくれる「えびすかき」。
今だからこそ、もっともっと広がってほしいです。
