2013年06月15日

黄金の狛犬さまがいた!

Ce sont les lion gardien des temples.
Ici,c'est Dazaifu Tenmangu.
http://fr.wikipedia.org/wiki/Lion_gardien_des_temples

太宰府天満宮には境内に入ってから本殿にいたるまでに
4対の狛犬がいます。
最後の本殿前の狛犬は全身白い大理石です。
それで終わりだと思っていました。

ところが…!
はなちゃんさまから情報があったのです。
どうやらまだあるようです…。

それで確認してきました。
でもその狛犬さまはご本殿の中にいらっしゃるのです。
本殿の外にいては、とても見辛い位置においでです。
参拝客の中に混じりながらも…
ああ、いた〜(いらっしゃったですか…)、
確認してつい笑みが出てしまいました。

ご本殿の中の狛犬さまは
流石、究極の狛犬さまでした。
なんと黄金!

近づくことができないので
こんな写真で、ごめんなさい。

では阿行から。

黄金の狛犬_1_1.jpg

玊を咥えています。

それでは吽形。

黄金の狛犬2_1.jpg

角が生えています。

はなちゃんさま、情報ありがとうございました。
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2010年04月27日

寶満宮の出雲型狛犬

吉松に寶満宮という神社があります。
古代官道に沿った神社で古いものだと思われますが、
いわれはよく分かりません。
下の写真の樹を見ていただければ
この土地の古さがお分かりと思います。

狛犬ウォッチャーのわたしは
ここで太宰府では珍しいタイプの狛犬と遭遇しました。
出雲型です。

まずは阿形(あぎょう)から。

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出雲型には「身構えタイプ」とおとなしくお座りしている
「蹲踞(そんきょ)タイプ」とありますが、
これは典型的な身構えタイプ。
ずいぶん体を伏せています。

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大正2年の制作。
このように狛犬が長方形の石に鎮座しているのも珍しいと思います。

出雲型は島根県宍道町来待地区で産出する来待石(きまちいし)という砂岩系の石を使って
大量に作られ、各地に運ばれました。
でもこれは来待石とはちょっと違う気がします。
出雲タイプを筑後あるいて筑紫で真似て作ったのでは?
というのがわたしの説ですが、
いかがでしょうか?
顔も筑後的な感じがします。

では吽形(うんぎょう)を。

homangu4.jpg

homangu6.jpg



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2009年10月27日

狛犬玉手箱 その13 灯篭の上の狛犬

太宰府天満宮の狛犬は4対だと思ってました。
…と、ところが…!

本日、太宰府天満宮参道取材中、
ひと休みと梅ヶ枝餅片手にベンチに腰掛けて、
ふと目を上げると…。
いた!

太鼓橋の前の灯篭の上に…。
なんで今まで気付かないの? わたし…。

とても立派な江戸時代の灯篭がありまして、
その上に狛犬さんがいるのです。

では右の灯篭から。

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面白い格好をしています。

tenkoma2_1.jpg

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左手をお手みたいに上げてるんです。
痩せてるし。
これって招き狛犬??

左の灯篭です。

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こちらは思いっきり逆立ちしてます。

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そんなにのけぞらなくても…って思うんですけど。

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江戸時代からずっと逆立ちしてます。

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文化9年(1812)。

灯篭の上の狛犬というスタイルがあることは知っていて、
いつか見たいなんて思ってたんですけど、
こんなに身近にありました。
やっと会えたよ〜ハートたち(複数ハート)


ラベル:狛犬
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2009年10月18日

狛犬玉手箱 その9 榎社の筑紫型狛犬(筑紫型)

菅原道真公が901年に大宰府に左遷されてから、
903年まで謫居されていた場所に建つ榎社。

ここの狛犬は周辺の狛犬とそっくりです。
そのため、わたしは筑紫型ととりあえず分類してみます。

では、阿形(あぎょう)から。

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吽形(うんぎょう)です。

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昭和12年作。

筑紫型はなかなかイケメンです。

ほかにどんなのがあるかというと、
これまでにアップしている分ですが、ご覧ください。

次は水城にある老松神社の狛犬。
明治36年作。
石工は白水九兵衛さん。

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次は通古賀にある王城神社の狛犬さん。
明治33年作。
石工は河内●●さん。

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次はお隣の筑紫野市二日市の二日市八幡宮の狛犬さん2種。
1つ目は県道112号に面した方の鳥居の下の狛犬さん。
年代、作者ともに不明。
古くて、風化が進んでいます。

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もう1つは本殿前の狛犬さん。
昭和12年作です。

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enokisya6_4.jpghutukaitihatiman13_2.jpg

榎社と二日市八幡宮の狛犬は同じ昭和12年に制作されています。
ここまで似ていたら、これは同じ工房の作品ではないのでしょうか?

最後に博多区上月隅の地禄神社の狛犬さん。
昭和3年。
石工は柴田清さん。
同じ流れだと思います。

kamitukigumajiroku.bmp

いかがですか?
筑紫型狛犬さんたち。
特徴は胸の筋肉はもりもりしているけれど、
背中は痩せて骨が浮き出ていることってところかな。

*筑紫型はわたし個人の見解による独自のタイプ分けです。



posted by Rino(ニックネーム) at 23:06| 福岡 ☀| Comment(2) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

狛犬玉手箱 その1のおまけ 太宰府天満宮境内

太宰府天満宮の狛犬の中で
一番好きな狛犬さん。

とってもキュート。

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ブルーのお目目に
お口の中にはちゃんと彫り残した玉が・・・。
そしてお口の中にはお賽銭が詰まってます。

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そのため玉は動かしにくくなっております・・・。
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2009年07月23日

狛犬玉手箱 その8 天満神社B コロコロ初体験

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狛犬の阿形はこの天満神社のように
玉を噛んでいるものも多く見られます。

玉は狛犬が完成したのちに
口の中に入れるのではありません。
石を削って口を作るときに彫り残した石なのです。

狛犬仲間のブログによって
それまでそんなこと思いもつかなかったのですが、
この石を触るとコロコロ動くのだと気づきました。
そこでわたしもコロコロしてみました!
(ごめんなさい。狛犬さん。
あくまで石工さんの技術に敬意を表してです…)

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ああ…、できた!
コロコロ。
玉が口の中でコロコロ動きます。
ちょっと感動です…。
いえ、かなりの感動です!

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2009年07月21日

狛犬玉手箱 その8 天満神社A 吽形

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天満神社の吽形(うんぎょう)の狛犬です。

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この狛犬さん、もしかして
志免町別府付近にある亀山八幡宮の鳥居の横の狛犬さんと
同系列かもしてないということが
狛犬仲間のkomaQさんのコメントで発覚!
これはいつか亀山八幡宮に行かねばなりませんねぇ。
宿題ですね。わたしの。
眉が一直線なところ、通常より歯が小さなところ、
前足の毛並みなど、共通点がいっぱい。

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posted by Rino(ニックネーム) at 23:49| 福岡 ☔| Comment(2) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

狛犬玉手箱 その8 天満神社@ 阿形

太宰府の狛犬研究7カ所目は天満神社の狛犬です。

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いますねぇ。狛犬さん。

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今日はまず阿形(あぎょう)から。

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高いところにいるんですが、
正面から見ると、意外に愛嬌のある顔をしています。
眉毛は一直線タイプ。
口に玉をくわえています。

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横から見ると、こわい顔なんです。

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尻尾は立派です。
ヨーロッパの柱頭みたい。

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石工の名前は彫ってあるのに読み取れない!
関係者の方、ここに黒い墨を入れてくれないでしょうか…。

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こちらは墨が入っていて読めます。
昭和8年の制作。

なかなかの狛犬です。






posted by Rino(ニックネーム) at 21:27| 福岡 ☁| Comment(2) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

狛犬玉手箱 その7 北谷の石工さんのいたいけな狛犬

「太宰府の狛犬研究」その7は高良宮の狛犬です。
高良宮は筑紫野市の吉木にあります。
なぜ「太宰府便り」で取り上げるかというと、
北谷の石工さんが彫っているからです。
この石工さんの彫った狛犬に出会って、
作者の石工さんが大好きになりました。
あまりに、…あまりにかわいい狛犬なのです。
そんなわけで吉木の集落の中にひっそりとある
高良宮の狛犬をご紹介します。

福岡県農業大学校に向かう途中に高良宮はあります。

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傍らには猿田彦大神の石碑があります。

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さて、それでは誰もいないこの階段を上っていきます。

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石畳の先に社殿が見えてきました。

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(実はここまできて一度引き返し、
別の日にもう一度来て撮った写真です。
なんと写そうとするとデジカメのバッテリーが切れていたのです。
予備までも…)

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脇にもお堂が…。

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社殿は立派です。
絵馬がたくさんかかっています。

では、出会ったとたん、
わたしが一人微笑んだ狛犬さんの阿形(あぎょう)から。

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邪心のない、いたいけなお顔です。

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髪も尻尾もねじねじのこの表現が特徴です。

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ねじねじの表現が丁寧です。

次は吽形(うんぎょう)です。

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残念ながら制作年代と石工さんの名前がはっきりしません。
明治3●年、
北谷石工 春●●平
いつかどこかで、この北谷の石工さんが彫った
ほかの狛犬に出会えたらいいなと思います。
そのときには名前がしっかり残っているといいんですけど…。

おまけの絵馬です。

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社殿の裏には山へ続く道が…。
でも一人なので、奥へは行く勇気がありません…。
この場所でもどきどき…。そそくさと撮影をすませました。
(恐がり屋です…ふらふら





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posted by Rino(ニックネーム) at 14:42| 福岡 ☀| Comment(10) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

狛犬玉手箱 その6 老松神社のイケメン狛犬(筑紫型)

「太宰府の狛犬研究」6回目は
前回のブログでご紹介した老松神社の狛犬です。

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社殿の前に狛犬がいます。
この瞬間、わくわく!
どんな狛犬に出会えるんだろうって。

さて、これが老松神社の狛犬です。
まずは右の阿形(あぎょう)。

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均整のとれた体つき。

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立派だった尾は残念ながら折れています。

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石工は白水久兵衛さん。

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明治36年に作られています。

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後ろ足の毛のカーブのラインがきれい。
この狛犬は作者は違いますが、
肋骨が浮き出たスリムな体型といい
王城神社の狛犬と酷似しています。
王城神社の狛犬の方は明治33年なので若干古く、
作者も異なりますが、
わたしのにらんだところ同じ工房、
もしくは近い系列の工房で作られたものと思われます。
そしてこの白水久兵衛さんの方が彫りの技術はあると思います。

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イケメンです。

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少し上向きかげんで。
すると笑っているみたい…。

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次は左の吽形(うんぎょう)。

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こちらは尾が折れていません。

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*筑紫型はわたし個人の見解による独自のタイプ分けです。


ラベル:狛犬
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2009年04月23日

狛犬玉手箱 その5 王城神社の明治の狛犬(筑紫型)

通古賀にある王城神社(おうぎじんじゃ)は以前ご紹介しています。
本日は、そこの狛犬をご紹介します。
とてもよい狛犬です。
由緒ある神社にはよい狛犬がいます。

さて、でもどのくらいの方が王城神社をご存知なのでしょう。
分かりにくい住宅地にあるため、
まずは地図で位置を確認しておきましょう。



王城神社は7世紀に天智天皇が大野城を築く際に
今の場所に移したということなので、
それ以前から歴史があるのです。

そもそも事代主命(ことしろぬしのみこと=恵比寿神)をお祀りしている神社です。
神武天皇(じんむてんのう)が四王寺山に城を築いたときに
武甕槌命(たけみかづちのみこと)と
事代主命を祀ったことに由来するとされています。

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いろんな行き方があると思いますが、
今回は明治屋さんの方角から行きましたので、
この看板に出会いました。
矢印のとおりに進むと、地図上の足跡の位置となります。
この奥に王城神社が見えています。

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近づいていきましょう。
(地図の足跡印の位置から見た風景)

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いますねえ。
狛犬さんたち。

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さて、では右の阿形から。

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思わず興奮!
いいじゃないですか。この姿!
狛犬を見て、一人喜ぶわたし…。
左手でサッカーをしていた子どもたちが
何やってるんだろうという目で見ています。
そして「シーサー、シーサー」って言ってます。
違うでしょ。狛犬でしょ。と思いつつも撮影に没頭するわたし…。

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この口の形状はかなりユニーク!
狛犬を造形作品としてとらえるわたしとしては
ユニークさは最も大事。

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彫りの技術は高度とは言えませんが、
精悍な姿がいいです。

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背中は肉付きが薄く、
背骨とあばら骨まで彫り出しています。
それにこのドレッドヘア。

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バランスいいですね。

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笑ってるでしょ。

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鼻ひげもあり。

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生きています。この表情。
劇画っぽい!

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豪快な笑い!
たまりません!

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台座を見ると明治33年と彫ってあります。
石工の名前は河内…。
以下読めません…。
誰かわたしに拓本させて…。
石工の河内さんの作品をもっと見たいと思います。
こんなすてきな狛犬を作るんですから。

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左の吽形です。
閉じた口は波打っています。

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こわそうにしてても、こわくない。
パーツが全部、人(狛犬)がよさそうで。
石工の人柄がにじみ出ているのです。

愛すべき狛犬、ここにあり。

*筑紫型はわたし個人の見解による独自のタイプ分けです。

posted by Rino(ニックネーム) at 11:48| 福岡 ☀| Comment(4) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

狛犬玉手箱 その4 太宰府天満宮境内(4)

太宰府天満宮の狛犬たち。
本日は本殿前の白い狛犬をご紹介します。

白い狛犬。
これはほかにも見られるのでしょうか?
わたしはまだ太宰府天満宮でしか見たことがありません。

全体が白い石でできています。
石の種類には詳しくないので何か分かりません。
大理石でしょうか?
どなたかご存知でしたら教えてくださいね。

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阿形(あぎょう)。

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下の歯も彫られてします。
それに舌までも。
舌まで彫られている狛犬を見たのは初めてです。
目は金属が埋め込まれています。
ブロンズに瞳の部分は鉄でしょうか?

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尾も豪華。
右巻き、左巻きの渦巻きでできています。

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吽形(うんぎょう)。
小さな角があります。

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台座に福岡湊町と彫られています。
湊町の方々が奉納されたものなのでしょう。



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2009年02月01日

狛犬玉手箱 その3 太宰府天満宮境内(3)

太宰府天満宮の狛犬たち。
その3は楼門前の狛犬です。

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阿形(あぎょう)。
とても太い足をしています。
奉献、博多とあるので
博多の人々が奉納した狛犬でしょうか。

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胸元の毛がもこもこしています。

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明治39年再建と書かれています。
ということは、それ以前に別の狛犬があったということ?
その狛犬の行方は??

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吽形(うんぎょう)。
角があるから正統派?

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いいですねえ。
この吽形。
中世の武士のような風情。
甲冑をまとっているようにも見えます。

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この無骨な感じ、いいです。

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見張っているぞ、という雰囲気が出ています。

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2009年01月31日

狛犬玉手箱 その2 太宰府天満宮境内(2)

太宰府の狛犬たち、その2は
その1の狛犬より前に戻って太鼓橋の前にある狛犬をご紹介します。

わたしの観察では太鼓橋の前から本殿前までに
4対の狛犬がいます。

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まずは阿形(あぎょう)。

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丁寧な造形です。

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台座には菊の模様があり、
太宰府聖廟と書かれています。

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吽形(うんぎょう)です。

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右の前足で小さな玉を踏んでいます。

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後ろ姿。
たてがみに細かく入ったラインが流麗です。






posted by Rino(ニックネーム) at 12:26| 福岡 ☁| Comment(2) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

狛犬玉手箱 その1 太宰府天満宮境内(1)

新しく太宰府の狛犬たちのシリーズをスタートします。
奥が深いと改めて気づいた狛犬の世界。

手初めは太宰府天満宮境内の狛犬。
瞳にブルーのガラス玉(?)が入っています。
これってやっぱり豪華!
さすが太宰府の狛犬。
大きな玉の上に前足をかけた姿です。

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口を開けた阿形(あぎょう)です。

技術も確かな石工が作った狛犬。
横に長い面立ちで、
飛び出た大きな瞳が印象的。
台座にも椿でしょうか、
花の装飾が施された華やかさがあります。

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たてがみの塊の中央が盛り上がっている表現が特徴です。

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口の中にも玉を銜えています。
下の歯もしっかり彫られています。

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口を閉じた吽形(うんぎょう)です。

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目が合っちゃいました?

口を閉じても歯は出てます…。
posted by Rino(ニックネーム) at 11:50| 福岡 ☁| Comment(4) | ★狛犬玉手箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする