緑が増して美しい四王寺山。
古代の山城がある山です。
もやって見えない日もあるけど、くっきり見える日はとてもきれい。
でも住宅が邪魔をして全景が見られるところは少ないです。
そこで今日はヴューポイントを撮影してきました。
県道112号、水城2丁目交差点近くにあるダイソー。
近くに水城橋通りがあり、御笠川のたもとに老松神社があります。

太宰府に下った菅原道真公は博多から御笠川を船に乗ってやってきました。
道真公が上陸したのがこの場所。

神社を探すのは意外に簡単。
地域の中でこんもりと緑が守らているから。
わたしにとって神社は大樹の保護区。。。
巨大な樹木は神様になって守らています。

さあ、拝殿の奥に碑があるので近寄ってみます。

一番右の碑には遥拝所と彫ってあります。
眺めれば道真公が無実の罪が晴れるように祈った天拝山が見えます。
ここは天拝山のビュースポットなのです。
さて、では四王寺山は?
この位置からはまったく見えません。
では、田園に足を向けます。
(ここ私有地? だったら失礼しました)

浄水場が見える辺りまで田園を進みます。
ここがビューポイント。

663年(天智2年)8月の白村江の戦い。
倭国・百済遺民の連合軍は
唐・新羅連合軍との戦いに負け、白村江は血で染まりました。
敵国が攻めてきたときの防衛のために、
この四王寺山に山城が建設され、村の人々は駆り出され
難工事ゆえに犠牲者も出たのです。
戦争に駆り出される理不尽さは
先月太宰府発ミュージカル「ASUKA」で演じられ
多くの歓声を浴びたばかり。
今はまだ平和なこの山と里。
この山を見て想う。。。
そんな里山歩きを太宰府で。。。
posted by Rino(ニックネーム) at 17:19| 福岡 |
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●老松神社
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