今日はお酒を愛した旅人さんの一面を。。。
太宰府のとある場所にある万葉碑から一首。
「古への 七の賢しき人たちも 欲りせし物は 酒にしあるらし」
《むかしむかしの竹林の七賢人たちも、欲したものはお酒だったらしいね》
お酒大好き〜の碑がなぜここにあるか、ちょっと笑っちゃうけどね。
さて、旅人さんはお酒好き。
ほかにも万葉集にはこんな歌が。
「言はむすべ 為むすべ知らず 極りて 貴たふとき物は 酒にしあるらし」
《なんと言っていいか分かんない。どうしていいか分かんない。とにかくすっごくいいのはお酒みたいだわ》
「中々に 人とあらずは 酒壺に なりてしかも 酒に染しみなむ」
《なまじ人間でいるよりも、いっそ酒壺になりたいわ。いつもお酒に浸っていられるもの》
そこまで好きなの? まったくぅ!
「夜光る 玉といふとも 酒飲みて 心を遣やるに 豈あにしかめやも」
《暗い夜に光るきれいな宝石だって、お酒を飲んで気晴らしするのにかなうはずがないわ》
「よのなかの 遊びの道に 楽しきは 酔ひ泣きするに あるべかるらし」
《世の中の遊びの中で一番楽しいのは、お酒に酔って泣くことに決まってるでしょ》
太宰府、酒処「旅人の酒壺」なんてのもあってもいいかも(笑)
※《 》の中は読み流してください(笑)
posted by Rino(ニックネーム) at 10:33| 福岡 ☀|
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★歌碑
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