
ちょっと上に上がるだけで、
水城が見下ろせる気持ちのいい場所です。
さて、見慣れたこの風景ですが、
今日はうしろを振り返ってみましょう。

このように国分丘陵が背後にあります。
尾根のようなこの道は国分小学校の裏へと続きいています。
今日はこの道を奥へ進んでみましょう。
わたしも初めて歩く道なんです。
ではごいっしょに。。。

ここへ来るときは歩きやすい靴を履いてお出かけください。
途中、こんな祠が。。。

中を覗いてみると。。。

これは水城の神さま。
妙見さんといいます。
さて、妙見さんとは何でしょう。
妙見という言葉は聞き覚えがありますよね。
福岡市の東公園近くにも妙見という交差点があります。
妙見とは妙見大菩薩のこと。
妙見大菩薩は真言密教の仏様。
北斗七星を象徴する天空の中心をつかさどる仏様「妙見さん」として
昔から信仰されてきました。
これは道しるべみたいなものらしいです。
さあ、もう少し進みます。
すると、国分丘陵の展望所があり、
視界が開けます。
水城が見えます。

クリックしてご覧ください。
水城は文字どおり水の城。
敵を迎え撃つ福岡側の右手は斜面が急で
大宰府側はゆるやかな勾配となっています。
そして福岡側は水の濠があったといいます。
古代の一大国家事業の跡が今も残っている。
太宰府の素晴らしさを痛感する場所です。