―メモリアルパークからの眺望―」。
ここに万葉歌碑が建てられています。
これまでにある歌碑とかぶっているので、
どうして?と思ったのですが、ここは墓地。
死者を哀惜する歌が選ばれていたのですね。
ここに建つ歌碑は7つ。
一つが旅人のものでほかは山上憶良のもの。
大宰府に大宰師として赴任した大伴旅人は
正妻大伴郎女と子どもたち(大伴郎女の子ではない)を連れていました。
でも大伴郎女は旅の疲れもあったのか急逝してしまいます。
旅人は悲しみの歌「凶問報歌」を詠みました。
残りの碑は山上憶良が旅人に成り代わって詠んだ歌、「日本挽歌」です。
では旅人の「凶問報歌」から。
『世の中は 空(むな)しきものと 知る時し いよよますます かなしかりけり』
〜世の中はむなしいものだと知るとき、ますます悲しくなってしまうよ〜
かけがえのない妻だったのでしょうね。
この句は太宰府政庁の裏手にもあります。



