
天上の虹(6) (講談社漫画文庫)
讃良(さらら)の人生ってほんとに大変なものだったのですね・・・。
天武天皇に跡継ぎは自分だと言われた大津皇子は
天武天皇の意志を公開することを決心して、姉の大伯皇女に会いに行きます。
不安に駆られた姉は弟に歌を贈ります。
「我が背子を 大和へ遣ると さ夜ふけて 暁露に 我が立ち濡れし」
686年、ついに天武天皇崩御。享年57歳。
一人の大臣も置かず、
ただ一人の権力者として君臨した初めての天皇でした。
完全な律令制の発布、歴史書編纂、
新都建設という国家事業は推進中途。
殯の儀式で、天武天皇から跡継ぎは自分と言われたと宣言した大津は
讃良の怒りを買い、死罪となってしまいます。
讃良の息子、草壁皇子は689年、天皇を継ぐことなく、
運命と悲劇によって精神を病み、ついに亡くなってしまいます。
我が子も姉の子(大津皇子)も失ったことで讃良は女帝となるのです。
ここまでがE巻。























